<蝶の写真集> シジミチョウ科
ゴイシシジミ
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
☆生息状況
●環境省レッドリスト ―
●埼玉県レッドデータブック(2018) 準絶滅危惧(NT2)
「低地から低山帯にかけて分布。県内では幼虫が主にアズマネザサにつくササコナフキツノアブラムシを食餌としているため低地の方が産地が多い。近年、その低地で産地数の減少と生息数の減少が著しく、本書から新たに掲載種となった。」
●県内での希少度 ★★★☆☆
ほぼ埼玉県下全域で、春から秋まで見られるシジミチョウの仲間でしたが、県東部、県北部、県中央部の都市化が進んでいる所では、生息地が減少し、なかなか見られなくなっています。平地から高地の雑木林に主に生息しますが、神社や公園、屋敷林などでも発生することがあります。幼虫は純肉食で、ササやタケ類に寄生するササコナフキツノアブラムシ、タケノアブラムシを食べるので、それらがいる場所で観察できます。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影 |
2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影しましたが、7頭が葉の裏側に群れて、アブラムシの分泌液を吸っていました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2007年7月8日午後、「北本自然観察公園」(北本市)で撮影 |
2007年7月8日午後、「北本自然観察公園」(北本市)で撮影しましたが、数頭が葉の裏側に群れていました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2014年8月24日午後、「八丁湖公園」(比企郡吉見町)で撮影 |
2014年8月24日午後、八丁湖公園(比企郡吉見町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、笹の葉の上に止まっていました。。
オス | メス |
ゴイシシジミ♂(しじみちょう科) | ゴイシシジミ♀(しじみちょう科) |
オスは、前翅の先が角張っています。
メスは、前翅の先が丸みをおびます。
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