<蝶の写真集> アゲハチョウ科
ホソオチョウ(外来種)
|
|
<特徴> 年3〜4回の発生で、成虫は春から秋に、本州や九州の草原や河川敷などで部分的に見られますが、本来は日本にいなかった外来種で、人為的に持ち込まれたものが繁殖したと思われます。アゲハチョウの仲間で、翅の表側は、オスでは、前翅に白地に太い黒条が目立ち、メスでは、黄白地に前後翅に黒条が発達して黒ずんでいます。オス、メスとも、後翅には中央に赤斑列があり、尾状突起が細くて長いのが特徴です。ふわふわとゆるやかに飛翔し、時々花や葉に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)を食するので、それらの生えている河川敷や草地などで見ることが出来ます。
<名前の由来> 尾状突起がが発達して、細くて尾のように見えることから命名されました。 <備考> 春型と夏型があり、春型は夏型より小型で、尾状突起は短めです。別名ホソオアゲハともいいます。 |
ホソオチョウ夏型♂(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 | |
ホソオチョウ夏型♀(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 |
2014年7月6日午後、狭山丘陵の比良の丘(所沢市)で撮影しましたが、たくさんの数で乱舞していました。
オス | |
ホソオチョウ夏型♂(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 | |
メス | |
ホソオチョウ夏型♀(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 |
オスの翅の表側は、前翅に白地に太い黒条が目立ちます。
メスの翅の表側は、黄白地に前後翅に黒条が発達して黒ずんでいます。
前種へ | アゲハチョウ科目次 | 次種へ |
……蝶の掲示板を設けています。ぜひご利用下さい…… | |||
|
蝶についてのご質問、疑問、情報などありましたら書き込んで下さい。私が、お答えいたします。 |
このページの先頭へ | |
トップページ INDEXへ | |
姉妹編「蝶の写真館」へ |
*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね! gauss@js3.so-net.ne.jp