<蝶の写真集> タテハチョウ科
クジャクチョウ
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<特徴> |
☆生息状況
●環境省レッドリスト ―
●埼玉県レッドデータブック(2018) 準絶滅危惧種(NT2)
「低山地から亜高山帯に分布するが、低山地では産地は局地的。平野部での個体は越冬個体で、土着ではない。現在は秩父地方の山地を中心に産地があるが、最近は奥秩父の山間部でも個体数が減少傾向であるため、本書から新たに掲載種となった。」
●県内での希少度 ★★★☆☆
埼玉県下では、主としてJR八高線以西の丘陵地から山地で、成虫は初夏から秋まで見られるタテハチョウの仲間ですが、県北部にも少し生息地がありますし、ごく稀に平地で見られる場合があります。丘陵地から山地の樹林周辺、草地などに生息し、幼虫の食餌植物であるイラクサ科植物(ホソバイラクサなど)、クワ科植物(カラハナソウなど)周辺や成虫の蜜源となるアザミ類、ヨツバヒヨドリなどの各種の花、地表での吸水、腐った果実などで観察できます。
☆生態写真 (埼玉県内の写真はありません)
クジャクチョウ(タテハチョウ科) 2000年7月2日午前、「里美牧場」(茨城県里美村)で撮影 |
2000年7月2日午前、茨城県里美村の標高700〜800mにある「里美牧場」で撮りましたが、太平洋岸の南限に位置する場所です。
クジャクチョウ(タテハチョウ科) 2005年6月25日午後、小田代原(栃木県日光市)で撮影 |
2005年6月25日午後、標高約1,400mの小田代原(栃木県日光市)で撮影しました。表側を見せてはとまってくれなかったので、裏側のみの撮影となってしまいましたが、飛んでいるときは赤と目玉のような模様が見えました。
クジャクチョウ(タテハチョウ科) 2005年9月19日午前、「日高育成牧場」(北海道浦河町)で撮影 |
2005年9月19日午前、「日高育成牧場」(北海道浦河町)で撮影しましたが、多数が草原を飛び交っていました。
クジャクチョウ(タテハチョウ科) 2006年8月6日午前、ピラタス蓼科(長野県茅野市)で撮影 |
2006年8月6日午前、ピラタス蓼科(長野県茅野市)で撮影しましたが、スキー場の斜面で吸蜜していました。
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