ヤマキマダラヒカゲ
(山黄斑日陰) |
学 名 |
Neope niphonica |
科 名 |
タテハチョウ科 |
亜科名 |
ジャノメチョウ亜科 |
族 名 |
マネシヒカゲ族 |
属 名 |
キマダラヒカゲ属 |
時 期 |
年1〜2回、5月〜8月 |
分 布 |
北海道〜九州 |
大きさ |
(前翅長)30-38mm
(開張)55-65mm |
生育地 |
低山地から亜高山帯の雑木林の周辺など |
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<特徴>
年1〜2回の発生で、成虫は春から夏まで、低山地から亜高山帯の雑木林の周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、眼状紋が並んでいます。表側は、茶褐色の地色に橙黄色の斑と線が見られます。樹木や地面に時々とまりますが、羽を閉じているので、飛翔時以外に表側を撮影するのは難しいのです。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、シナノザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来>
陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、山(ヤマ)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。
<備考>
サトキマダラヒカゲとよく似ていて、識別はなかなか難しいのです。本土亜種、房総亜種、屋久島亜種があります。
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