<蝶の写真集> タテハチョウ科
テングチョウ
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<特徴> |
☆生息状況
●環境省レッドリスト ―
●埼玉県レッドデータブック(2018) ―
●県内での希少度 ★☆☆☆☆
埼玉県下に広く生息し、成虫は春から秋まで見られるタテハチョウの仲間でしたが、県北部や県東部にはほとんどいなくなって、県中央部でも減少しています。平地から山地の広葉樹林に主に生息していますが、都市近郊の公園や寺社林等で幼虫の食餌植物であるニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)がある周辺でも見られる場合があります。クリなどの各種の花や樹液があるところでも観察できます。
テングチョウ♂(タテハチョウ科) 2005年7月31日午前、「秋ヶ瀬公園」(さいたま市桜区)で撮影 |
2005年7月31日午前、「秋ヶ瀬公園」(さいたま市桜区)で撮影しましたが、地表にとまったまま動きませんでした。
テングチョウ♂(タテハチョウ科) 2006年4月15日午前、「北本自然観察公園」(北本市)で撮影 |
2006年4月15日午前、「北本自然観察公園」(北本市)で撮影しましたが、軽快に飛びまわっていましたものの、羽を休めているところを望遠で捉えました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2006年8月5日午前、中津川(秩父市)で撮影 |
2006年8月5日午前、標高約700mの中津川(秩父市)で撮影しましたが、地表で吸水していました。
テングチョウ♂(タテハチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 2013年4月28日午後、「八丁湖公園」(比企郡吉見町)で撮影 |
2013年4月28日午後、「八丁湖公園」(比企郡吉見町)で撮影しましたが、地表に止まっているところを接写しました。
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 2013年6月9日午後、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影 |
2013年6月9日午後、「蝶の里公園」(比企郡嵐山町)で撮影しましたが、敏捷に飛び回っていたのものの、ちょっと葉の上や地表で休んでいたところを撮影しました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日午後、最高標高581.5mの「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
オス | メス |
テングチョウ♂ 2005年7月31日撮影 | テングチョウ♀ 2006年3月25日撮影 |
オスは、表側の前翅の橙斑がメスよりも小さくなります。
メスは、表側の前翅の橙斑がオスよりも大きく、小さな橙斑がくっついているので識別できます。
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