<埼玉県の蝶>
「あじさい山公園」の蝶(入間郡越生町)
2008年以降、「あじさい山公園」(埼玉県入間郡越生町)で撮った写真です。(現在20種)
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「あじさい山公園」(入間郡越生町麦原)は、6月近くになると、あじさいが咲き誇りあじさいの山となることで知られていた5.6haの公園です。園内には、13,000株ものあじさいが植えられていましたが、2013年よりあじさいが病気に感染し駆除していて、当分の間あじさいの鑑賞はできないとのことです。しかし、園内各所に休憩用の東屋などが設置され、山頂付近からの眺望も良好ですので、散策するのにはうってつけです。また、麦原入口からあじさい山公園まで続く3km弱の道には、5,000本の紫陽花が植えられ、あじさい街道と呼ばれています。例年、6月後半には、あじさい街道祭り&城山ハイキング大会が行われ、街道沿いの住吉神社や公園広場で、地元の農産物販売や焼きそばなどの出店も行われ、多くの観光客で賑わいます。JR八高線の越生駅から黒山行きのバスに乗り、麦原入口で下車して徒歩であじさい街道を通り、約40分で「あじさい山」公園」に着きます。車の場合は、関越自動車道の坂戸西スマートICまたは、東松山ICから約45分のところで、無料駐車場もあります。
「あじさい山公園」の地図 |
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、林縁、草地、畑地など見られますが、寒冷地では夏に見られることがあるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側は、白地に黒い筋が目立ちます。翅の表側も同様に白地に黒い筋が目立ちますが、体毛がはっきり見えるのが特徴です。頭部近くに黄褐色の毛があることで、ヒメウスバシロチョウと識別されます。ふわふわとあまり羽ばたかずにゆっくりと飛んでいます。幼虫は、ケシ科植物(ムラサキケマン、ジロボウエンコグサ、ヤマエンゴサクなど)を食べます。
<名前の由来> 羽が薄く陽光に透けるように見える白い蝶という意味で命名されました。 <備考> オスと比べ、メスは体の毛が少なく、交尾後は受胎嚢をつけます。別名:ウスバアゲハ |
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、ドクダミの花で吸蜜していました。
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、花で吸蜜しているところを接写しました。
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2016年5月21日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2016年5月21日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、葉上に止まっているところを接写できました。
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<特徴> |
クロアゲハ♀(アゲハチョウ科) 2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
クロアゲハ♀(アゲハチョウ科) 2016年5月21日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2016年5月21日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
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<特徴>
普通年2回の発生で、成虫は春から秋まで、本州の関東地方以西から沖縄の低山地の常緑樹林などで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅に白黄色の大きな斑紋があり、外縁部にはオレンジ色の弦月紋が見られ、尾状突起があります。ゆうゆうと飛んでいますが、時々木々にとまるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科植物(キハダ、カラタチ、カラスザンショウ、サンショウ、ウンシュウミカン、ナツミカンなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、後翅の白黄紋(モンキ)が目立つので、名付けられました。 <備考> メスはオスより大きく、褐色となります。 |
モンキアゲハ(アゲハチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
モンキアゲハ(アゲハチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後に撮影しましたが、数頭が空中を飛び交っていました。
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<特徴> 年2回の発生で、成虫は春から秋にかけて、平地から亜高山帯まで、日本全土で普通に見られるアゲハチョウの仲間ですが、国内でもいくつかの亜種があります。翅の裏側は、黒っぽく、後翅にオレンジ色の三日月模様が並んでいます。翅の表側は、青っぽい輝きが感じられ、後翅にオレンジ色または青色の三日月模様が並び、尾状突起があります。林の中を敏速に飛びまわっているのを見かけます。幼虫は、ミカン科植物(カラスザンショウ、コクサギ、イヌザンショ、ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、黒っぽいので烏(カラス)に例えて名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。本土亜種、八丈島亜種、トカラ列島亜種、奄美亜種、沖縄亜種、八重山亜種がありますが、沖縄亜種を別種の「オキナワカラスアゲハ」として分類する場合もあります。 |
カラスアゲハ夏型♂(あげはちょう科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、本土亜種です。
カラスアゲハ夏型♂(あげはちょう科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後に撮影しましたが、空を飛び交い、ツツジの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
アオスジアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前に撮影しましたが、花で吸蜜していたので、望遠でとらえました。
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<特徴> |
モンキチョウの春型♀(シロチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
モンキチョウの春型♀(シロチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
モンシロチョウの春型♂と♀(シロチョウ科) 2008年6月1日昼に撮影 |
2008年6月1日昼に撮影しましたが、葉上で交配していました。
モンシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。
モンシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色に黒斑が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミの春型(シジミチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前に撮影しましたが、葉上に止まっていたところを望遠で捉えました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられました。 <備考> 季節差はオスにはほとんどなく、メスには少し見られます。 |
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、羽を開かなかったので、表側は撮れませんでした。
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<特徴> 年3〜5回の発生で、成虫は早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで見られ、本州から九州の雑木林内やその周辺の暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいますが、地色が濃く、白線が少し湾曲し、やや紫がかっていることで、ヒメジャノメと区別されます。表側は茶色の地色に、前翅では大小2つの眼状紋が左右にあり、後翅では小さいのが左右に一つずつあります。飛び方は、比較的緩やかで、葉や地表にとまりやすいので、シャッターを切れるチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、アブラススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、ジャノメチョウより小さいのでコ(小)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きくなります。 |
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
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<特徴> |
クモガタヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、地表にとまっているのを望遠で捉えました。
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<特徴> 年1回夏に、山地の樹林などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は茶色地に白線が入り、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。ゆるやかに、スーッと飛ぶ独特な飛び方をします。幼虫は、カエデ科植物(カエデ、ヤマモミジ、タカオカエデなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開いた時の模様が、白い3本の横筋線が目立つので「ミスジ」と命名されました。 <備考> オスとメスが似ています。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミスジチョウ(タテハチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
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<特徴> |
コミスジ(タテハチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前に撮影しましたが、地表や葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われる外来種です。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様があり、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑(アカボシ)のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスは翅型が幅広くなります。 |
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
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<特徴> |
キタテハの夏型(タテハチョウ科) 2016年5月21日午後に撮影 |
2016年5月21日午後に撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、だいたい羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2008年6月1日午前に撮影 |
2008年6月1日午前に撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2013年5月31日午後に撮影 |
2013年5月31日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2017年5月30日午後に撮影 |
2017年5月30日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2回の発生で、成虫は春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> 季節型は有りませんが、オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。 |
ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科) 2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影 |
2013年5月31日午後、「あじさい山公園」(入間郡越生町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。 <備考> 季節型は有りません。幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。 |
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月21日午後に撮影 |
2016年5月21日午後に撮影しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
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