<埼玉県の蝶>
「美の山公園」の蝶(秩父市・皆野町)
2006年以降、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮った写真です。(現在34種)
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美の山公園は、秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの「蓑山(みのやま)」山頂 を整備した、広さ41haの県立自然公園です。4月には桜、5月にはヤマツツジ、7月にはアジサイが斜面一帯を彩り、園内散策ルートの山野草は四季折々の表情で訪れる人を迎えてくれます。また、秩父には珍しい独立峰のため、秩父市街地や奥秩父の山々など360℃のパノラマを楽しむことができます。山頂の駐車場へ車でアクセスでき、駅からのハイキングも楽しめる「美の山」へ、ぜひお出かけください。
「美の山公園」の地図 |
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、林縁、草地、畑地など見られますが、寒冷地では夏に見られることがあるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側は、白地に黒い筋が目立ちます。翅の表側も同様に白地に黒い筋が目立ちますが、体毛がはっきり見えるのが特徴です。頭部近くに黄褐色の毛があることで、ヒメウスバシロチョウと識別されます。ふわふわとあまり羽ばたかずにゆっくりと飛んでいます。幼虫は、ケシ科植物(ムラサキケマン、ジロボウエンコグサ、ヤマエンゴサクなど)を食べます。
<名前の由来> 羽が薄く陽光に透けるように見える白い蝶という意味で命名されました。 <備考> オスと比べ、メスは体の毛が少なく、交尾後は受胎嚢をつけます。別名:ウスバアゲハ |
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ツツジの花で吸蜜していたところを接写しました。
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<特徴> 普通寒冷地では年2回、暖地では年3回の発生で、成虫は春から秋まで、北海道から九州の主に丘陵地からら山地の渓流沿いなどで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。また、尾状突起が長く、湾曲しているのが特徴です。ゆるやかに飛んでいますが、時々ツツジやアザミなどの花に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科植物(コクサギ、カラスザンショウ、サンショウなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、尾状突起が長い(オナガ)ので、名付けられました。 <備考> オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。 |
オナガアゲハ♂(アゲハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
キアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していました。
キアゲハの夏型♂(アゲハチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しました。
キタキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
キタキチョウの秋型♂(シロチョウ科) 2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年1回の発生で、、6〜7月に成虫が出現し、寿命が長く成虫で越冬します。本州と四国の山間部の高原、林縁、渓流沿いなどで、見られるシロチョウの仲間です。翅の裏側は、黄色地に褐色の紋があり、ヤマキチョウより後翅上部の筋が細く見えます。翅の表側は、黄色地に橙色の紋があり、ヤマキチョウより前翅先端が尖っているのが特徴です。幼虫は、クロウメモドキ科植物(クロウメモドキ、クロツバラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽の裏側の筋が細く見える(スジボソ)、山(ヤマ)に多くいる黄(キ)色いチョウという意味で命名されています。 <備考> メスはオスより色合いが淡く、クリーム色になります。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
スジボソヤマキチョウ♂と♀(シロチョウ科) 2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午前、標高587mにある「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しました。
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<特徴> |
モンキチョウの夏型(シロチョウ科) 2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
モンキチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2006年9月2日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月2日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色に黒斑が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミの春型♀(シジミチョウ科) 2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影 |
2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラナミシジミ♀(シジミチョウ科) 2016年10月20日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年10月20日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♂と♀ (シジミチョウ科) 2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、オスとメスが交配していました。
ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
ヤマトシジミ♀(シジミチョウ科) 2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヤマトシジミ♀(シジミチョウ科) 2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物(シロツメクサ、レンゲソウ、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い突起があることから名付けられました。 <備考> 日当たりの良い場所を好みます。 |
ツバメシジミの夏型♂ (シジミチョウ科) 2016年7月25日午後に撮影 |
2016年7月25日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は晩春から初夏に平地、低山のコナラ・クヌギの雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は橙色の地に銀白色の条線が見られ、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アラカシ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、表側も裏側も赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 開発によって生育地が狭められています。 |
アカシジミ(シジミチョウ科) 2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まったところを望遠で捉えました。
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<特徴> <名前の由来> |
ウラギンシジミ♀ (シジミチョウ科) 2016年7月25日午後に撮影 |
2016年7月25日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 通常年1回の発生で、成虫は春から秋まで、広葉樹林の周辺などで見られますが、成虫で越冬するので、暖かい冬の日に出てくる場合があります。系統的に古い蝶といわれており、日本で生息しているのは、テングチョウ亜科では1属1種のみです。翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。また、頭部に鼻のように見える下唇鬚(パルピ)があるのが特徴となっています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)を食べます。
<名前の由来> 頭部が天狗の鼻のように見えることからテングチョウと名付けられました。 <備考> 本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
テングチョウ(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、木の枝や葉上に止まっていました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
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<特徴> 春から夏まで、平地から山地の広葉樹林の周辺などで見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は暗色で、前翅の中央部から外縁に細い白斑が並んでいます。青緑色の光沢があり、外縁部を中心に白色の斑紋が散らばって、後翅中央部付近に青斑があります。昼の暑い時間帯は休んでいる場合が多く、夕方になると活発に飛翔し、オスは占有行動をとる性質があります。幼虫は、アワブキ科植物(アワブキ、ミヤマハハソ、ヤマビワ、ナンバンアワブキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅が、墨(スミ)を流し(ナガシ)たような模様に見えるので、この名が付きました。 <備考> 外見による雌雄の判別はなかなかたいへんです。本土亜種、奄美・沖縄亜種、八重山亜種があります。 |
スミナガシ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、建物の壁に止まっていました。
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<特徴> 年3〜5回の発生で、成虫は早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 季節型は有りません。都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> |
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたしましたが、地表に止まっていました。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたしましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで見られ、本州から九州の雑木林内やその周辺の暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいますが、地色が濃く、白線が少し湾曲し、やや紫がかっていることで、ヒメジャノメと区別されます。表側は茶色の地色に、前翅では大小2つの眼状紋が左右にあり、後翅では小さいのが左右に一つずつあります。飛び方は、比較的緩やかで、葉や地表にとまりやすいので、シャッターを切れるチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、アブラススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、ジャノメチョウより小さいのでコ(小)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きくなります。 |
コジャノメの夏型(タテハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コジャノメの夏型(タテハチョウ科) 2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉や板の上に止まっていました。
コジャノメの夏型(タテハチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
メスグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午前、標高約580mの「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しました。
メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していました。
メスグロヒョウモン♂と♀(タテハチョウ科) 2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉や花に止まていたところを接写しました。
メスグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花に止まていたところを接写しました。
メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まていたところを接写しました。
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<特徴> |
ミドリヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
ミドリヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していました。
ミドリヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、壁に止まっていたところを接写しました。
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<特徴> |
クモガタヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜しているところを接写しました。
クモガタヒョウモン♂♀(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、オスとメスが交尾しているところを接写しました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から晩秋に、本州(関東以西)から沖縄の河原、畑地、草原、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に斑模様がありますが、前翅には赤色部分が表れます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、メスの前翅の先は黒紫になり、白い帯があります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、スミレ科植物(スミレ、タチツボスミレ、パンジーなど)を食べます。
<名前の由来> メスの前翅の端を意味する褄(ツマ)が黒(クロ)色になっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> 季節型はありませんが、オスとメスでかなり模様が異なります。 |
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日昼、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
ウラギンヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。
ウラギンヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで、雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛び、時々木々にとまります。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、ハコネウツギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開くと、前翅と後翅の模様が繋ながって、白い帯が、一(イチ)の文字(モンジ)のように見えるので名付けられました。 <備考> 季節型はありません。アサマイチモンジとよく似ているので、識別には注意が必要です。 |
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
コミスジ(タテハチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
コミスジ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
キタテハ(タテハチョウ科) 2006年9月10日午後、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午後、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> |
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科) 2016年4月25日午前、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影 |
2016年4月25日午前、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しましたが、越冬個体と思われ、そうとう痛んでいました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギス、オニユリ、ヤマユリなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。 <備考> 季節型は有りませんが、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。成虫で越冬します。 |
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、壁に止まっていたところを望遠で捉えました。
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<特徴> 年2〜4回発生し、成虫は春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。 <備考> 季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
アカタテハ(タテハチョウ科) 2016年10月20日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年10月20日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜しているところを接写しました。
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、平地から山地の雑木林(落葉広葉樹)で見られます。翅の表側の前翅は、オスではだいたい一様に暗褐色ですが、メスでは地色がオスより淡く、中央部に白っぽい帯があるので、識別できます。後翅表面は、共にだいたい一様に暗褐色の地色に橙黄色紋が目立ちます。裏側は、表とほぼ同じです。飛び方が早く、撮影するのに苦労しましたが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫は、ブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、山地で多く見られるので深山(ミヤマ)の名が付きました。 <備考> 平地では、減少してきています。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミヤマセセリ♂(セセリチョウ科) 2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年4月25日午後、「美の山公園」(秩父郡皆野町)で撮影しましたが、少し翅が痛んでいます。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、だいたい羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年6月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、オカトラノオの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
ホソバセセリ♀(セセリチョウ科) 2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年7月25日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2回の発生で、成虫は春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> 季節型は有りませんが、オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。 |
ヒメキマダラセセリ♀(セセリチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科) 2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年8月26日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉や花に止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。 <備考> 季節型は有りません。幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。 |
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2006年9月10日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2007年9月17日午前、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、葉上や花に止まっていました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影 |
2016年9月27日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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