<埼玉県の蝶>
「北本自然観察公園」の蝶(北本市)
2006年以降、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮った写真です。(現在38種)
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「北本自然観察公園」は、北本市石戸宿地区に位置し、元は農林省農事試験場のあったところで、1983年(昭和58)につくば市へ移転後、県立「北本自然観察公園」として整備され、1992年(平成4)にオープンしました。大宮台地に荒川の開折谷が入り込んだ谷地形を有する地域で、雑木林や湿地など多様な自然環境が良好な状態で残され、21.7haの広大な面積があります。敷地内に自然観察路、木道、八ッ橋、浄化沼、自然学習センター、駐車場(95台)等の施設が完備し、散策に適しています。また、中心に「自然学習センター」があり、1階には自然に関する展示や資料があり、2階の観察ロビーでは、周辺をウオッチングできるようになっています。荒川ビオトープに隣接するという恵まれた自然環境を保全しながら、人と自然とのふれあいの拠点となるアーバンエコロジーパーク(自然生態観察公園)として整備を進められています。
「北本自然観察公園」の地図 |
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<特徴> |
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) 2013年5月19日午後に撮影 |
2013年5月19日午後に撮影しましたが、ウマノスズクサの周辺を飛び回っていました。
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<特徴> 年2〜5回の発生で、成虫は春から秋まで見られるお馴染みのチョウの一つで、都市部から山岳地帯まで、いろいろな所で観察することが出来ます。しかし、よく見ると結構きれいなのです。翅の裏側も表側も黄色地に、黒い帯と線できれいな模様があり、後翅には、青または赤の紋も見られ、尾状突起があります。飛翔力が強く、元気に飛びまわるので、追いかけて撮影するのはたいへんですが、春にはツツジ類、夏以降にはヤブガラシ、アザミ類、ヒガンバナなどで吸蜜するので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科(サンショウ、カラタチ、ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズ、カラスザンショウなど)の葉を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるので、そこから名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。他のアゲハチョウと区別するために、ナミアゲハと呼ばれることもあります。 |
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2014年7月25日午後に撮影 |
2014年7月25日午後に撮影しましたが、吸蜜しているところを望遠で捉えました。
アゲハチョウ♂(アゲハチョウ科) 2016年7月29日午後に撮影 |
2016年7月29日午後に撮影しましたが、花で吸蜜しているところを望遠で捉えました。
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<特徴> |
キアゲハの春型(アゲハチョウ科) 2007年4月15日午前に撮影 |
2007年4月15日午前に撮影しましたが、活発に飛んでいて、すぐどこかへ行ってしまいました。
キアゲハの春型(アゲハチョウ科) 208年5月4日午後に撮影 |
2008年5月4日午後に撮影しましたが、活発に翅を動かしていました。
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<特徴> |
クロアゲハ♂(アゲハチョウ科) 2007年9月9日午後に撮影 |
2007年9月9日午後に撮影しましたが、本土・奄美亜種です。
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<特徴> |
アオスジアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2006年10月15日午後に撮影 |
2006年10月15日午後に撮影しましたが、吸蜜していたので、望遠でとらえました。
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<特徴> |
キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2006年10月15日午後に撮影 |
2006年10月15日午後に撮影しましたが、飛翔シーンはあまりうまくシャッターが切れませんでした。
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> |
モンキチョウの春型(シロチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午前に撮影しましたが、ナノハナで吸蜜していました。
モンキチョウ♂(シロチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の河川沿い、林縁等の開けたところで見られます。翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっていて、メスとの識別が容易です。飛び方は、他のシロチョウと比べて直線的で、翅を半開きにして花にとまります。幼虫は、アブラナ科植物(ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど)の花や果実を食べます。
<名前の由来> 白色で前翅の端を意味する褄(ツマ)が黄(キ)色になっているチョウということで名付けられています。 <備考> 特にメスはモンシロチョウと見間違う場合があります。 |
ツマキチョウ(シロチョウ科) 2008年4月20日午後に撮影 |
2008年4月20日午後に撮影しましたが、じっとして動かなかったので接写出来ました。
ツマキチョウ♂(シロチョウ科) 2016年4月16日午後に撮影 |
2016年4月16日午後に撮影しましたが、ムラサキケマンの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
モンシロチョウの春型(シロチョウ科) 2006年4月15日午前に撮影 |
2006年4月15日午前に撮影しましたが、いつも見られる蝶です。
モンシロチョウの春型(シロチョウ科) 2013年5月19日午後に撮影 |
2013年5月19日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
モンシロチョウの夏型(シロチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
スジグロシロチョウの春型♀(シロチョウ科) 2006年3月25日午前に撮影 |
2006年3月25日午前、北本自然観察公園(埼玉県北本市)で撮影しましたが、たくさん飛び交っていました。
スジグロシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午前に撮影しましたが、菜の花で吸蜜していました。
スジグロシロチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2007年6月17日午後に撮影 |
2007年6月17日午後に撮影しましたが、ここでは四季折々に見られる蝶です。
スジグロシロチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色に黒斑が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミの春型(シジミチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、比較的よく見られる蝶です。
ベニシジミの春型 (シジミチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
ベニシジミの春型 (シジミチョウ科) 2016年4月16日午後に撮影 |
2016年4月16日午後に撮影しましたが、菜の花で吸蜜していました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科) 2006年4月30日午後に撮影 |
2006年4月30日午後に撮影しましたが、いつも見られる蝶です。
ヤマトシジミ (シジミチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
ヤマトシジミ (シジミチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、枝の上に止まってじっとしていたので、接写しました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられました。 <備考> 季節差はオスにはほとんどなく、メスには少し見られます。 |
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午前に撮影しましたが、菜の花で吸蜜していました。
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、葉の上に止まってじっとしていたので、接写しました。
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2016年6月28日午後に撮影 |
2016年6月28日午後に撮影しましたが、葉の上に止まっていたのを望遠で捉えました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物(シロツメクサ、レンゲソウ、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い尾状突起があることから名付けられました。 <備考> 日当たりの良い場所を好みます。 |
ツバメシジミの春型♂(シジミチョウ科) 2006年4月30日午後に撮影 |
2006年4月30日午後に撮影しましたが、葉の上で休んでいるところを接写しました。
ツバメシジミの春型♂(シジミチョウ科) 2016年4月16日午後に撮影 |
2016年4月16日午後に撮影しましたが、吸蜜しているところを接写しました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影しましたが、数頭が葉の裏側に群れていました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2013年6月29日午後に撮影 |
2013年6月29日午後に撮影しましたが、1頭だけで飛んでいました。
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<特徴> 年2〜4回の発生で、成虫は初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシ、コナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。 |
ムラサキシジミ(シジミチョウ科) 2006年10月15日午後に撮影 |
2006年10月15日午後に撮影しましたが、表側は撮影できませんでした。
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<特徴> ふつう年2回の発生で、成虫は春〜夏に平地から高原で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は褐色で、白帯が縞模様のように見え、尾状突起があります。表側は、藍色ですが、オスは後翅基部に三角形の性標が現れ、占有行動をとることも知られています。ます。飛ぶときは素早いのですが、すぐ葉の上にとまるのでシャッターチャンスがあります。幼虫はマメ科(フジ、クズ)やツツジ科(ナツハゼ)、ユキノシタ科(ウツギ)、ブナ科(クリ)などの植物の花や実を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、褐色と白帯の縞模様を虎斑(トラフ)に見立てて、命名されました。 <備考> 春型は夏型に比べ、白帯がはっきりしてコントラストが強くなります。 |
トラフシジミの夏型(シジミチョウ科) 2013年6月29日午後に撮影 |
2013年6月29日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> <名前の由来> |
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、しばらく地表にとどまってくれたので接写できました。
ウラギンシジミ♀ (シジミチョウ科) 2014年7月25日午後に撮影 |
2014年7月25日午後に撮影しましたが、1頭だけ葉上にとまったのを接写しました。
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2016年7月29日午後に撮影 |
2016年7月29日午後に撮影しましたが、葉上に止まったのを望遠で捉えました。
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<特徴> 通常年1回の発生で、成虫は春から秋まで、広葉樹林の周辺などで見られますが、成虫で越冬するので、暖かい冬の日に出てくる場合があります。系統的に古い蝶といわれており、日本で生息しているのは、テングチョウ亜科では1属1種のみです。翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。また、頭部に鼻のように見える下唇鬚(パルピ)があるのが特徴となっています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)を食べます。
<名前の由来> 頭部が天狗の鼻のように見えることからテングチョウと名付けられました。 <備考> 本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
テングチョウ(タテハチョウ科) 2006年4月15日午前に撮影 |
2006年4月15日午前に撮影しました。軽快に飛びまわっていましたが、羽を休めているところを撮影しました。
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<特徴> |
アサギマダラ♂(タテハチョウ科) 2007年6月17日午後に撮影 |
2007年6月17日午後に撮影しましたが、ここでは珍しい蝶です。
アサギマダラ♀(タテハチョウ科) 2007年10月21日午後に撮影 |
2007年10月21日午後に撮影しましたが、1頭だけ地表にとまったのを接写しました。
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<特徴> 年3〜5回の発生で、成虫は早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 季節型は有りません。都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、翅を開いてくれたので、表側が撮影できました。
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<特徴> |
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2007年6月17日午後に撮影 |
2007年6月17日午後に撮影しましたが、木の幹にとまって樹液を吸っていました。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2007年8月19日午後に撮影 |
2007年8月19日午後に撮影しましたが、木の幹に止まっていました。
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<特徴> 年3回の発生で、成虫は春から秋まで、人家や樹林周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいます。表側は茶色の地色に大小の眼状紋が前翅左右にそれぞれ1個ずつ目立ちますが、後翅左右の眼状紋は小さくてはっきりしない場合があります。林の近くを軽々とリズミカルに飛んでいますが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、メダケなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きいです。 |
ヒメジャノメ(タテハチョウ科) 2006年10月15日午後に撮影 |
2006年10月15日午後に撮影ましたが、小休止したところを撮りました。
ヒメジャノメ(タテハチョウ科) 2014年7月25日午後に撮影 |
2014年7月25日午後に撮影しましたが、葉上にとまったところを接写しました。
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<特徴> |
オオウラギンスジヒョウモン(タテハチョウ科) 2006年10月15日午後に撮影 |
2006年10月15日午後に撮影しましたが、ここでは珍しい蝶です。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から晩秋に、本州(関東以西)から沖縄の河原、畑地、草原、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に斑模様がありますが、前翅には赤色部分が表れます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、メスの前翅の先は黒紫になり、白い帯があります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、スミレ科植物(スミレ、タチツボスミレ、パンジーなど)を食べます。
<名前の由来> メスの前翅の端を意味する褄(ツマ)が黒(クロ)色になっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> 季節型はありませんが、オスとメスでかなり模様が異なります。 |
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年4月15日午前に撮影 |
2006年4月15日午前に撮影しましたが、最近時々見られるようになった蝶です。
ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2012年10月22日午後に撮影 |
2012年10月22日午後に撮影しましたが、一瞬翅を開いてくれました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで、雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛び、時々木々にとまります。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、ハコネウツギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開くと、前翅と後翅の模様が繋ながって、白い帯が、一(イチ)の文字(モンジ)のように見えるので名付けられました。 <備考> 季節型はありません。アサマイチモンジとよく似ているので、識別には注意が必要です。 |
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2014年7月25日午後に撮影 |
2014年7月25日午後に撮影しましたが、樹上にとまっていたので、望遠でおさめました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2016年7月29日午後に撮影 |
2016年7月29日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので、接写しました。
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<特徴> |
コミスジ(タテハチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、比較的よく見られる蝶です。
コミスジ(タテハチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後午後に撮影しましたが、地表に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> |
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科) 2014年7月25日午後に撮影 |
2014年7月25日午後、木の幹にとまっているのを接写しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われる外来種です。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様があり、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑(アカボシ)のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスは翅形が幅広くなります。 |
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2013年5月19日午後に撮影 |
2013年5月19日午後、撮影しましたが、1頭だけ飛んでいました。
アカボシゴマダラの春型と夏型(タテハチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しましたが、春型と夏型がいっしょにいました。
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2016年5月28日午後に撮影 |
2016年5月28日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
アカボシゴマダラの夏型(タテハチョウ科) 2016年7月29日午後に撮影 |
2016年7月29日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> |
キタテハの秋型(タテハチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午前に撮影しましたが、越冬した秋型です。
キタテハの夏型(タテハチョウ科) 2007年8月19日午後に撮影 |
2007年8月19日午後に撮影しましたが、比較的よく見られる蝶です。
キタテハの夏型(タテハチョウ科) 2015年6月6日午後に撮影 |
2015年6月6日午後に撮影しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギス、オニユリ、ヤマユリなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。 <備考> 季節型は有りませんが、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。成虫で越冬します。 |
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2006年4月9日午前に撮影 |
2006年4月9日午前に撮影しましたが、本土亜種です。
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2016年4月16日午後に撮影 |
2016年4月16日午後に撮影しましたが、地表に止まったところを望遠で捉えました。
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<特徴> 年2〜4回発生し、成虫は春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。 <備考> 季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
アカタテハ(タテハチョウ科) 2007年10月21日昼に撮影 |
2006年7月26日昼、湿地帯で撮影しましたが、1頭だけが飛んでいました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、だいたい羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2007年5月20日午後に撮影 |
2007年5月20日午後に撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2013年5月19日午後に撮影 |
2013年5月19日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から夏まで、平地から山地の草原や草地で見られるセセリチョウの仲間ですが、山地や寒冷地では年1回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、裏側は、前翅では黒褐色から黄褐色、後翅では、黄褐色に白銀色の帯があります。また、ゆるやかにひらひらと飛ぶのが特徴です。幼虫は、イネ科植物(ススキ、エノコログサ、チガヤ、ヨシなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後翅裏側の白銀帯が、輝いて銀の一文字のように見えることから名付けられました。 <備考> 春型と夏型がありますが、春型は銀一文字がくっきり出ます。環境省レッドリスト準絶滅危惧、埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ギンイチモンジセセリの春型(セセリチョウ科) 2006年4月30日午後に撮影 |
2006年4月30日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影しましたが、菜の花の咲く草地を飛んでいました。
ギンイチモンジセセリの春型(セセリチョウ科) 2008年5月4日午後に撮影 |
2008年5月4日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> 年2回の発生で、成虫は春から初秋まで、平地や山地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は麦わら色で白斑があり、黒い脈が目立つのが特徴です。表側は、黒褐色の地色ですが、前翅には白斑が見られます。幼虫は、イネ科植物(メダケ、ミヤコザサなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では小型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 春型と夏型がありますが、夏型は羽を縁取る縁毛が白黒交互になります。 |
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年7月8日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、1頭だけ飛んでいました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2013年5月19日午後に撮影 |
2007年7月8日午後に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。 <備考> 季節型は有りません。幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。 |
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2007年8月19日午後に撮影 |
2007年8月19日午後に撮影しましたが、比較的よく見られる蝶です。
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<特徴> 年2回の発生で、成虫は初夏から秋まで、草原や樹林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、イチモンジセセリでは、後翅の白銀模様が一列に並ぶのに対して、本種ではジグザクになります。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きめです。幼虫は、イネ科植物(アズマネザサ、メダケ、ヤダケカンチク、ススキ、チガヤなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では大型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 全国的に減少傾向にあります。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2012年9月22日午後に撮影 |
2012年9月22日午後に撮影しましたが、葉の上でじっとしていました。
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