<埼玉県の蝶>
秋ヶ瀬公園の蝶(さいたま市)
2005年以降、秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)で撮った写真です。(現在40種)
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最近の蝶の観察記録は、下記のブログを参照ください。
秋ヶ瀬公園は、さいたま市の西端を流れる荒川左岸の河川敷に広がっていて、約100haの面積があります。国道463号の羽根倉橋と県道40号の秋ヶ瀬橋のに挟まれた地域に位置し、1971年(昭和46)に開設された緑地公園で、順次整備がされてきました。公園内は、3つの「スポーツゾーン」と「観察・探索ゾーン」、「憩いの森ゾーン」、「三ツ池交歓ゾーン」、「自然の森ゾーン」と命名された林や草地の残る4つのゾーンに分けられています。中でも「観察・探索ゾーン」にある『野鳥園』と『水棲植物園』、「憩いの森ゾーン」にある『子供の森』、「自然の森ゾーン」にある『ピクニックの森』などに自然環境が残され、野鳥や昆虫等を観察する適地となっています。また、3つの「スポーツゾーン」には、野球場、サッカー場、ラグビー場、テニスコートなどのスポーツ施設があり、芝生広場、野外バーべキュー場などもあって、休日には多くの行楽客でにぎわっています。
「秋ヶ瀬公園」の地図 |
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<特徴> |
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) 2013年5月4日午後に撮影 |
2013年5月4日午後に撮影しましたが、チョウジソウの花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜5回の発生で、成虫は春から秋まで見られるお馴染みのチョウの一つで、都市部から山岳地帯まで、いろいろな所で観察することが出来ます。しかし、よく見ると結構きれいなのです。翅の裏側も表側も黄色地に、黒い帯と線できれいな模様があり、後翅には、青または赤の紋も見られ、尾状突起があります。飛翔力が強く、元気に飛びまわるので、追いかけて撮影するのはたいへんですが、春にはツツジ類、夏以降にはヤブガラシ、アザミ類、ヒガンバナなどで吸蜜するので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科(サンショウ、カラタチ、ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズ、カラスザンショウなど)の葉を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるので、そこから名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。他のアゲハチョウと区別するために、ナミアゲハと呼ばれることもあります。 |
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
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<特徴> |
キアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前に撮影しましたが、せわしげに「子供の森」周辺の草地の上を飛びまわっていて、カメラに取り込むのに苦労しました。
キアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2016年6月20日午後に撮影 |
2016年6月20日午後に撮影しましたが、花で吸蜜しているところを望遠で捉えました。
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<特徴> |
アオスジアゲハ(アゲハチョウ科) 2005年8月7日朝に撮影 |
2005年8月7日朝に撮影しましたが、「野鳥園」周辺の樹上にとまっていたので、望遠でとらえました。
アオスジアゲハ(アゲハチョウ科) 2015年5月20日午後に撮影 |
2015年5月20日午後に、グランドの脇で、花に止まっているところを撮影しました。
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<特徴> |
キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2005年10月2日午前に撮影 |
2005年10月2日午前に撮影に撮影しましたが、「野鳥園」周辺を舞っていたのがとまったところを望遠でとらえました。
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2006年9月16日午後に撮影 |
2006年9月16日午後、「子供の森」付近で撮影しましたが、飛翔いているところをねらってみました。
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<特徴> |
モンキチョウの♂と♀(シロチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前に撮影しましたが、ラグビー場のグランドの上をオスとメスが飛んでいました。
モンキチョウの♂(シロチョウ科) 2006年7月29日午後に撮影 |
2006年7月29日午後に、「ピクニックの森」付近で撮影しました。
モンキチョウの♀(シロチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に、「ピクニックの森」付近で撮影しましたが、葉や花に止まっていました。
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の河川沿い、林縁等の開けたところで見られます。翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっていて、メスとの識別が容易です。飛び方は、他のシロチョウと比べて直線的で、翅を半開きにして花にとまります。幼虫は、アブラナ科植物(ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど)の花や果実を食べます。
<名前の由来> 白色で前翅の端を意味する褄(ツマ)が黄(キ)色になっているチョウということで名付けられています。 <備考> 特にメスはモンシロチョウと見間違う場合があります。 |
ツマキチョウ♂(シロチョウ科) 2006年4月8日午後に撮影 |
2006年4月8日午後に撮影しましたが、「野鳥園」周辺をスッーと飛んでいて、たまに羽を休めたところを接写しました。
ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 2006年5月14日昼に撮影 |
2006年5月14日昼に撮影しましたが、「野鳥園」周辺をメスが1頭だけ、ゆったりと飛んでいました。
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<特徴> |
モンシロチョウ(シロチョウ科) 2005年10月2日午前に撮影 |
2005年10月2日午前に撮影しましたが、草地の中を飛びまわっていましたのを望遠でとらえました。
モンシロチョウ(シロチョウ科) 2006年7月29日午後に撮影 |
2006年7月29日午後に、「ピクニックの森」付近で撮影しました。
モンシロチョウ(シロチョウ科) 2016年6月20日午後に撮影 |
2016年6月20日午後に、飛翔しているところを撮影しました。
モンシロチョウ(シロチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」で撮影しましたが、チョウジソウの花で吸蜜していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
スジグロシロチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2005年7月31日午前に撮影 |
2005年7月31日午前に「子供の森」の中で撮影しましたが、花から花へと飛びまわっていました。
スジグロシロチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
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<特徴> 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色に黒斑が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミ夏型(シジミチョウ科) 2005年7月31日朝に撮影 |
2005年7月31日朝に撮影しましたが、カタバミの花から花へ飛びまわっていました。
ベニシジミ春型(シジミチョウ科) 2006年5月14日昼に撮影 |
2006年5月14日昼に撮影しましたが、「水棲植物園」周辺を飛んでいました。
ベニシジミ春型(シジミチョウ科) 2016年6月20日午後に撮影 |
2016年6月20日午後に撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜しているところを接写しました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラナミシジミ♂ (シジミチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に撮影しましたが、吸蜜していたので、接写が出来ました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科) 2005年7月31日朝に撮影 |
2005年7月31日朝に撮影しましたが、カタバミの花で吸蜜していました。
ヤマトシジミ♀ (シジミチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前に撮影しましたが、羽を広げてじっとしていてくれました。
ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科) 2005年10月2日午前に撮影 |
2005年10月2日午前に撮影しましたが、草地のカタバミの花の周辺をたくさん舞っていました。
ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科) 2016年6月20日午後に撮影 |
2016年6月20日午後に撮影しましたが、葉や花に止まっていました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられました。 <備考> 季節差はオスにはほとんどなく、メスには少し見られます。 |
ルリシジミの♂と♀ (シジミチョウ科) 2006年4月8日午後に撮影 |
2006年4月8日午後に撮影しましたが、「野鳥園」周辺を数頭が飛び交っていて、たまに羽を休めたところを接写しました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物(シロツメクサ、レンゲソウ、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い突起があることから名付けられました。 <備考> 日当たりの良い場所を好みます。 |
ツバメシジミの夏型♂ (シジミチョウ科) 2006年7月29日午後に撮影 |
2006年7月29日午後に、「三ツ池」付近で撮影しました。
ツバメシジミの夏型♂ (シジミチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に撮影しましたが、「ピクニックの森」の中を1頭だけが飛んでいて、たまに羽を休めたところを接写しました。
ツバメシジミの春型♀ (シジミチョウ科) 2013年4月13日午後に撮影 |
2013年4月13日午後に撮影しましたが、「ピクニックの森」の入口に1頭だけが飛んでいて、羽を休めたところを接写しました。
ツバメシジミの春型♂と♀ (シジミチョウ科) 2016年6月20日午後に撮影 |
2016年6月20日午後に撮影しましたが、近くの葉上にオスとメスがいたので、望遠で捉えました。
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<特徴> 年2〜4回の発生で、成虫は初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシ、コナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。 |
ムラサキシジミ(シジミチョウ科) 2016年3月20日午後に撮影 |
2016年3月20日午後に撮影しましたが、ユキヤナギの花で吸蜜していたので接写できました。
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<特徴> 年1回発生し、初夏に平地、低山の雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は黄色地に黒色の波模様が目立ち、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アベマキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏(ウラ)側に波(ナミ)模様があり、表側が赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、翅を閉じたままあまり動かなかったので、表側は撮影できませんでした。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は初夏に北海道〜九州の平地の雑木林周辺などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、黒褐色で、後翅の外縁に小さな白色斑があります。裏側は白色地ですが、後翅の外縁に水色の斑紋が見られ、中央部には黒帯が目立ちます。また、しっぽ(尾状突起)が長いのが特徴です。夕方は、木々の間を飛びまわっていますが、昼間は木葉や草の上で休んでいますので、撮影のチャンスがあります。幼虫は、ブナ科植物(コナラ、ミズナラ、カシワ、クヌギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、飛ぶと水色(ミズイロ)っぽく見え、尾状突起が長い(オナガ)ところから名付けられました。 <備考> 開発によって、生育環境が狭まってきています。 |
ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、翅を閉じたままあまり動かなかったので、表側は撮影できませんでした。
ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたので望遠で捉えました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は初夏に湿地、田畑の畦、雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、オスは金緑色、メスは黒褐色となります。裏側は茶褐色の地に白線とオレンジ色の紋が目立ち、尾状突起があります。幼虫は、カバノキ科植物(ハンノキ、ケヤマハンノキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、オスの翅の表側が緑(ミドリ)色に輝いて見えるところから名付けられました。 <備考> 1991年(平成3)11月に埼玉県の蝶に指定されています。メスは翅の表の斑紋の違いにより、A型、B型、AB型、O型の4つに分けられます。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミドリシジミ(シジミチョウ科) 2007年6月16日午後に撮影 |
2007年6月16日午後に「ピクニックの森」付近で撮影しましたが、翅を閉じたままだったので、表側は撮影できませんでした。
ミドリシジミ♀(シジミチョウ科) 2007年7月16日午後に撮影 |
2007年7月16日午後に「ピクニックの森」付近で撮影しましたが、メスで表側が黒褐色無紋のO型です。
ミドリシジミ(シジミチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に「ピクニックの森」で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2007年8月18日午後に撮影 |
2007年8月18日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
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<特徴> 通常年1回の発生で、成虫は春から秋まで、広葉樹林の周辺などで見られますが、成虫で越冬するので、暖かい冬の日に出てくる場合があります。系統的に古い蝶といわれており、日本で生息しているのは、テングチョウ亜科では1属1種のみです。翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。また、頭部に鼻のように見える下唇鬚(パルピ)があるのが特徴となっています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)を食べます。
<名前の由来> 頭部が天狗の鼻のように見えることからテングチョウと名付けられました。 <備考> 本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
テングチョウ(タテハチョウ科) 2005年7月31日午前に撮影 |
2005年7月31日午前に撮影しましたが、地表にとまったまま動きませんでした。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> 年3〜5回の発生で、成虫は早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 季節型は有りません。都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2005年7月31日朝に撮影 |
2005年7月31日朝、「野鳥園」周辺で撮影しました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前に「野鳥園」周辺で撮影しました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写しました。
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<特徴> |
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2005年10月2日午前に撮影 |
2005年10月2日午前に撮影しましたが、「子供の森」「野鳥園」周辺を飛びまわっていました。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2006年9月16日午後に撮影 |
2006年9月16日午後に撮影しましたが、「ピクニックの森」の中を飛んでいました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
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<特徴> 年3回の発生で、成虫は春から秋まで、人家や樹林周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいます。表側は茶色の地色に大小の眼状紋が前翅左右にそれぞれ1個ずつ目立ちますが、後翅左右の眼状紋は小さくてはっきりしない場合があります。林の近くを軽々とリズミカルに飛んでいますが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、メダケなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きいです。 |
ヒメジャノメ♀(タテハチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前、「野鳥園」周辺で撮影しました。
ヒメジャノメ♀(タテハチョウ科) 2005年10月2日午前に撮影 |
2005年10月2日午前、「野鳥園」周辺で撮影しました。
ヒメジャノメ♂(タテハチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
ヒメジャノメ♂(タテハチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に、「三ツ池」付近で撮影しました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から晩秋に、本州(関東以西)から沖縄の河原、畑地、草原、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に斑模様がありますが、前翅には赤色部分が表れます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、メスの前翅の先は黒紫になり、白い帯があります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、スミレ科植物(スミレ、タチツボスミレ、パンジーなど)を食べます。
<名前の由来> メスの前翅の端を意味する褄(ツマ)が黒(クロ)色になっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> 季節型はありませんが、オスとメスでかなり模様が異なります。 |
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年8月19日午後に撮影 |
2006年8月19日午後に、「三ツ池」付近で撮影しましたが、地球温暖化の影響で埼玉県まで東進してきたのでしょうか?
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで、雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛び、時々木々にとまります。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、ハコネウツギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開くと、前翅と後翅の模様が繋ながって、白い帯が、一(イチ)の文字(モンジ)のように見えるので名付けられました。 <備考> 季節型はありません。アサマイチモンジとよく似ているので、識別には注意が必要です。 |
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2005年7月31日午前に撮影 |
2005年7月31日朝に撮影しましたが、「野鳥園」周辺の高い樹上にとまっていたので、望遠でおさめました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、池の周りを飛んでいました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2007年6月16日午後に撮影 |
2007年6月16日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、しばらくとまったままだったので、接写が出来ました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、成虫は春から初秋にかけて本州の雑木林周辺、都市郊外などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黄褐色の地に、白帯と黒の斑模様が見られます。翅の表側は、黒褐色の地に白い帯が目立ち、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。イチモンジチョウと酷似していますが、前翅第3室の白斑が明瞭なことと、外縁の白色斑紋がはっきりと現れないことで区別します。あまり羽をはばたかずに滑空するように飛翔しますが、比較的低いところを飛び、時々枝や葉にとまるので撮影出来ます。幼虫は、スイカズラ科植物(スイカズラ、ヒョウタンボク、タニウツギ、ハコネウツギ、ニシキウツギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開くと、前翅と後翅の模様が繋ながって、白い帯が、一(イチ)の文字(モンジ)のように見え、最初に浅間山で発見されたのでこの名が付きました。 <備考> 季節型はありません。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
アサマイチモンジ(タテハチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に撮影しましたが、葉の上にいたところを望遠でとらえました。
アサマイチモンジ(タテハチョウ科) 2013年6月1日午後に撮影 |
2013年6月1日午後に、グランドの脇で撮影しましたが、葉の上に止まっていたところを望遠で捉えました。
アサマイチモンジ(タテハチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
アサマイチモンジ(タテハチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に、グランドの脇で撮影しましたが、葉の上に止まっていたところを接写しました。
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<特徴> |
コミスジ(タテハチョウ科) 2005年8月7日午前に撮影 |
2005年8月7日午前に撮影しましたが、「野鳥園」周辺の木々を独特の飛び方巡っていました。
コミスジ(タテハチョウ科) 2015年5月20日午後に撮影 |
2015年5月20日午後に「ピクニックの森」の中で撮影しました。
コミスジ(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> 年1回、暖かい所では3回ほど発生し、成虫は春から秋まで、河川敷や市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、褐色の地に、前翅には黄褐色と黒の斑模様があり、後翅には赤褐色の線も見られます。翅の表側は、茶褐色の地にオスではオレンジ色の帯が目立ちますが、見る角度によっては紫色に光って見えます。また、メスでは白帯又は黄褐色帯となります。軽快に飛び、とまるときは羽を閉じたり開いたりします。幼虫は、ヤナギ科植物(アカメヤナギ、シダレヤナギ、コリヤナギ、ネコヤナギなど)を食べます。
<名前の由来> 国蝶オオムラサキよりは小(コ)型で、オスが羽を動かすと、見る角度によって紫(ムラサキ)色に光るので名付けられました。 <備考> 季節型はありませんが、メスはオスよりやや大きくなります。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
コムラサキ♀(タテハチョウ科) 2005年7月31日朝に撮影 |
2005年7月31日朝に撮影しましたが、地上にとまって、羽を開閉していました。
コムラサキ(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科) 2006年7月29日午後、に撮影 |
2006年7月29日午後、「三ツ池」付近で撮影しましたが、とまったままじっとしていました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われる外来種です。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様があり、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑(アカボシ)のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスは翅形が幅広くなります。 |
アカボシゴマダラの夏型(タテハチョウ科) 2013年7月21日午後に撮影 |
2013年7月21日午後、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、1頭だけ飛んでいました。
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2015年5月20日午後に撮影 |
2015年5月20日午後に「ピクニックの森」の中で、木の幹に止まっているところを撮影しました。
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に「ピクニックの森」の中で、葉の上に止まっていたのを接写しました。
アカボシゴマダラの夏型(タテハチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に「ピクニックの森」の近くで、葉上に止まっていたのを望遠で捉えました。
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に「ピクニックの森」の中で、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> |
キタテハ(タテハチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
キタテハ(タテハチョウ科) 2015年5月20日午後に撮影 |
2015年5月20日午後に「ピクニックの森」の中で、花に止まっているところを撮影しました。
キタテハ(タテハチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に「ピクニックの森」の中で、葉上に止まっているところを撮影しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギス、オニユリ、ヤマユリなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。 <備考> 季節型は有りませんが、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。成虫で越冬します。 |
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2007年7月16日午後に撮影 |
2007年7月16日午後にピクニックの森の中で撮影しましたが、暗かったので光量が不足しています。
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<特徴> 年2〜4回発生し、成虫は春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。 <備考> 季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
アカタテハ(タテハチョウ科) 2013年7月21日午後に撮影 |
2013年7月21日午後、ピクニックの森の中で撮影しましたが、1頭だけ飛んでいました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から晩秋にかけて、日本各地の平地から山地の草地、畑地、市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていますが、時々、花や地上に静止することがあるので、結構シャッターも切らせてくれます。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、キク科植物( ヨモギ、ハハコグサ、ゴボウなど)、オオバコ科植物(オオバコ)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。 <備考> 暖地では、成虫でも越冬するので早春に見られることもあります。季節型はなく、オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、だいたい羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2016年8月25日午後に撮影 |
2016年8月25日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉や花に止まっていたのを望遠で捉えました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2017年6月2日午後に撮影 |
2017年6月2日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から夏まで、平地から山地の草原や草地で見られるセセリチョウの仲間ですが、山地や寒冷地では年1回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、裏側は、前翅では黒褐色から黄褐色、後翅では、黄褐色に白銀色の帯があります。また、ゆるやかにひらひらと飛ぶのが特徴です。幼虫は、イネ科植物(ススキ、エノコログサ、チガヤ、ヨシなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後翅裏側の白銀帯が、輝いて銀の一文字のように見えることから名付けられました。 <備考> 春型と夏型がありますが、春型は銀一文字がくっきり出ます。環境省レッドリスト準絶滅危惧、埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ギンイチモンジセセリの夏型(セセリチョウ科) 2007年8月18日午後に撮影 |
2007年8月18日午後に、「ピクニックの森」の近くで撮影しましたが、1頭だけがひらひらと飛んでいました。
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<特徴> |
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2006年6月10日昼に撮影 |
2006年6月10日昼に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。 <備考> 季節型は有りません。幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。 |
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月16日午後に撮影 |
2006年9月16日午後、「子供の森」付近で撮影しました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2016年5月14日午後に撮影 |
2016年5月14日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
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<特徴> |
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年7月29日午後に撮影 |
2006年7月29日午後に、「ピクニックの森」の中で撮影しました。
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2012年10月13日午前に撮影 |
2012年10月13日午前に、「ピクニックの森」の周辺で撮影しました。
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