<埼玉県の蝶>
「嵐山蝶の里公園」の蝶(比企郡嵐山町)
2006年以降、「蝶の里公園」「オオムラサキの森」「ホタルの里」(埼玉県比企郡嵐山町)で撮った写真です。(現在53種)
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最近の蝶の観察記録は、下記のブログを参照ください。
埼玉県嵐山町にある「蝶の里公園」は、「オオムラサキの森」「蝶の里公園」「ホタルの里」と命名された地域が一帯となって、自然環境が保全されている。「オオムラサキの森」は、埼玉県が1986年(昭和61)に整備し、嵐山町のオオムラサキ保護や森づくりの活動拠点として町に託されたものだ。また、1993年(平成5)に「蝶の里公園」が、1996年(平成8)には「ホタルの里」が嵐山町により整備され、雑木林や湿地帯に昆虫などが生息しやすい環境として保全されている。その活動の中心となっているのが、「オオムラサキの森活動センター」でログハウスの中に周辺で見られる蝶などの写真や標本も展示されている。
「蝶の里公園」「オオムラサキの森」「ホタルの里」の地図 |
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、林縁、草地、畑地など見られますが、寒冷地では夏に見られることがあるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側は、白地に黒い筋が目立ちます。翅の表側も同様に白地に黒い筋が目立ちますが、体毛がはっきり見えるのが特徴です。頭部近くに黄褐色の毛があることで、ヒメウスバシロチョウと識別されます。ふわふわとあまり羽ばたかずにゆっくりと飛んでいます。幼虫は、ケシ科植物(ムラサキケマン、ジロボウエンコグサ、ヤマエンゴサクなど)を食べます。
<名前の由来> 羽が薄く陽光に透けるように見える白い蝶という意味で命名されました。 <備考> オスと比べ、メスは体の毛が少なく、交尾後は受胎嚢をつけます。別名:ウスバアゲハ |
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたが、ふわふわとゆったり飛んでいて、時々吸蜜したところを接写しました。
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2008年5月4日午前に撮影 |
2008年5月4日午前に撮影しましたが、菜の花で吸蜜していました。
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<特徴> |
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) 2014年5月25日午後に撮影 |
2014年5月25日午後に撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。
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<特徴> 年2〜5回の発生で、成虫は春から秋まで見られるお馴染みのチョウの一つで、都市部から山岳地帯まで、いろいろな所で観察することが出来ます。しかし、よく見ると結構きれいなのです。翅の裏側も表側も黄色地に、黒い帯と線できれいな模様があり、後翅には、青または赤の紋も見られ、尾状突起があります。飛翔力が強く、元気に飛びまわるので、追いかけて撮影するのはたいへんですが、春にはツツジ類、夏以降にはヤブガラシ、アザミ類、ヒガンバナなどで吸蜜するので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科(サンショウ、カラタチ、ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズ、カラスザンショウなど)の葉を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるので、そこから名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。他のアゲハチョウと区別するために、ナミアゲハと呼ばれることもあります。 |
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2007年9月9日午前に撮影 |
2007年9月9日午前に撮影しました。
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、ヒガンバナで吸蜜していたので、何回もシャッターが切れました。
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<特徴> |
キアゲハの夏型(あげはちょう科) 2007年6月16日午前に撮影 |
2007年6月16日午前に撮影しましたが、活発に飛んでいて、すぐどこかへ行ってしまいました。
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<特徴> |
クロアゲハ♀(あげはちょう科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、本土・奄美亜種です。
クロアゲハ♀(あげはちょう科) 2006年9月3日午前に撮影 |
2006年9月3日午前に撮影しましたが、しばらくじっとして動かなかったので、何回もシャッターが切れました。
クロアゲハ♀(あげはちょう科) 2006年10月15日午前に撮影 |
2006年10月15日午前に撮影しました。
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<特徴> |
アオスジアゲハの夏型(あげはちょう科) 2007年7月8日午前に撮影 |
2007年7月8日午前に撮影しましたが、木の上で吸蜜していたので、望遠でとらえました。
アオスジアゲハの春型(あげはちょう科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、葉の上に止まっていたのを望遠で撮りました。
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<特徴> |
キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、越年個体だと思われます。飛翔シーンはあまりうまくシャッターが切れませんでした。
キタキチョウの秋型(シロチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたがハルジョオンの花で吸蜜していました。
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2006年9月3日午前に撮影 |
2006年9月3日午前に撮影しましたが、飛翔いているところはうまく撮れませんでした。
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<特徴> |
モンキチョウの春型♂(シロチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、ナノハナで吸蜜していました。
モンキチョウの春型♀(シロチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜しているところを接写しました。
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の河川沿い、林縁等の開けたところで見られます。翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっていて、メスとの識別が容易です。飛び方は、他のシロチョウと比べて直線的で、翅を半開きにして花にとまります。幼虫は、アブラナ科植物(ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど)の花や果実を食べます。
<名前の由来> 白色で前翅の端を意味する褄(ツマ)が黄(キ)色になっているチョウということで名付けられています。 <備考> 特にメスはモンシロチョウと見間違う場合があります。 |
ツマキチョウ♂(シロチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、数頭が飛び交っていました。
ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 2008年5月4日午前に撮影 |
2008年5月4日午前に撮影しましたが、1頭だけがふわふわと飛んでいました。
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<特徴> |
モンシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2006年3月25日午後に撮影 |
2006年3月25日午後に撮影しましたが、菜の花畑にたくさん舞っていました。
モンシロチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。
モンシロチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2006年11月4日午前に撮影 |
2006年11月4日午前に撮影しました。
モンシロチョウの夏型♂と♀(シロチョウ科) 2007年7月8日午前に撮影 |
2007年7月8日午前に、交尾しているところを撮影しました。
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<特徴> 多化性で、成虫は初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオ、タネツケバナ、アブラナ、ワサビなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
スジグロシロチョウ春型♂(シロチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、3頭のオスか群れていました。
スジグロシロチョウ春型♀(シロチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、タンポポの花で吸蜜していました。
スジグロシロチョウ夏型♂(シロチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しました。
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2006年9月3日午前に撮影 |
2006年9月3日午前に撮影しましたが、飛翔しているところをねらってみました。
スジグロシロチョウ夏型♂♀(シロチョウ科) 2016年7月28日午後に撮影 |
2016年7月28日午後に撮影しましたが、オスとメスが交尾していました。
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<特徴> 多化性で、成虫は早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色に黒斑が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミの春型(シジミチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていました。
ベニシジミの春型(シジミチョウ科) 2016年4月9日午後に撮影 |
2016年4月9日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、カタバミの花にとまっていたところを接写しました。
ヤマトシジミ♂ (シジミチョウ科) 2006年11月4日午前に撮影 |
2006年11月4日午前に撮影しました。
ヤマトシジミ♂と♀ (シジミチョウ科) 2014年7月28日午後に撮影 |
2014年7月28日午後に撮影しましたが、交尾しているところが撮れました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられました。 <備考> 季節差はオスにはほとんどなく、メスには少し見られます。 |
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、羽を開かなかったので、表側は撮れませんでした。
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、葉の上で羽を休めているところでシャッターを切りました。
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<特徴> 多化性で、成虫は春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物(シロツメクサ、レンゲソウ、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い尾状突起があることから名付けられました。 <備考> 日当たりの良い場所を好みます。 |
ツバメシジミの夏型♂と♀(シジミチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に、交尾しているところを撮影しました。
ツバメシジミの春型♀ (シジミチョウ科) 2008年5月4日午前に撮影 |
2008年5月4日午前に撮影しましたが、葉の上で羽を休めているところでシャッターを切りました。
ツバメシジミの春型♀ (シジミチョウ科) 2016年5月22日午後に撮影 |
2016年5月22日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、7頭が葉の裏側に群れて、アブラムシの分泌液を吸っていました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2016年7月28日午後に撮影 |
2016年7月28日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
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<特徴> 年2〜4回の発生で、成虫は初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシ、コナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。 |
ムラサキシジミ♀(シジミチョウ科) 2007年11月4日午前に撮影 |
2007年11月4日午前に撮影しましたが、葉の上で動かなかったので、接写できました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は、晩春〜初夏に平地から山地の山沿いの樹林周辺などで見られる、シジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は青白色分を囲むように外縁黒帯があります。裏側は白地に黒小点(胡麻斑)列が目立ちます。オスは表側の白斑がメスより広くなることで識別できます。林の中をぬうように緩やかに飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できます。幼虫は、モクセイ科植物(イボタノキ、ミヤマイボタ、オオバイボタ、サイゴクイボタなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏側に胡麻斑(ゴマダラ)が見られることから名付けられました。 <備考> 各地で微妙な地理的な変異があります。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
ウラゴマダラシジミ♀(シジミチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、低木に羽を休めしばらく動かなかったので、接写できました。
ウラゴマダラシジミ♀(シジミチョウ科) 2016年5月22日午後に撮影 |
2016年5月22日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写できました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は初夏に北海道〜九州の平地の雑木林周辺などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、黒褐色で、後翅の外縁に小さな白色斑があります。裏側は白色地ですが、後翅の外縁に水色の斑紋が見られ、中央部には黒帯が目立ちます。また、しっぽ(尾状突起)が長いのが特徴です。夕方は、木々の間を飛びまわっていますが、昼間は木葉や草の上で休んでいますので、撮影のチャンスがあります。幼虫は、ブナ科植物(コナラ、ミズナラ、カシワ、クヌギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、飛ぶと水色(ミズイロ)っぽく見え、尾状突起が長い(オナガ)ところから名付けられました。 <備考> 開発によって、生育環境が狭まってきています。 |
ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) 2013年6月9日午後に撮影 |
2013年6月9日午後に撮影しましたが、葉上で止まっていました。
ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) 2014年7月28日午後に撮影 |
2014年7月28日午後に撮影しましたが、ずいぶん痛んだ個体でした。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は晩春から初夏に平地、低山のコナラ・クヌギの雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は橙色の地に銀白色の条線が見られ、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アラカシ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、表側も裏側も赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 開発によって生育地が狭められています。 |
アカシジミ(シジミチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、樹上の葉の上に止まったのを望遠で捉えました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は初夏に平地、低山の雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は黄色地に黒色の波模様が目立ち、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アベマキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏(ウラ)側に波(ナミ)模様があり、表側が赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 近年減少傾向にあります。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、葉の上でじっとして動かなかったので、表側は撮影できませんでした。
ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科) 2016年5月22日午後に撮影 |
2016年5月22日午後に撮影しましたが、葉の上でじっとして動かなかったので、接写しました。
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<特徴> 年1回の発生で、成虫は初夏に湿地、田畑の畦、雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、オスは金緑色、メスは黒褐色となります。裏側は茶褐色の地に白線とオレンジ色の紋が目立ち、尾状突起があります。幼虫は、カバノキ科植物(ハンノキ、ケヤマハンノキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、オスの翅の表側が緑(ミドリ)色に輝いて見えるところから名付けられました。 <備考> 1991年(平成3)11月に埼玉県の蝶に指定されています。メスは翅の表の斑紋の違いにより、A型、B型、AB型、O型の4つに分けられます。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミドリシジミ(シジミチョウ科) 2007年7月8日午前に撮影 |
2007年7月8日午前に撮影しましたが、木の上で吸蜜していたのを望遠でとらえました。
ミドリシジミ♂(シジミチョウ科) 2013年6月9日午前に撮影 |
2013年6月9日午後に撮影しましたが、葉の上でじっとしていたので、接写しました。
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<特徴> 年1回の発生で、早春にだけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、雑木林の周辺で見られる小型のシジミチョウの一種です。翅の裏側は茶褐色で、胴体が毛深いのがわかります。表側は、青色ですが、オスは黒みがかり、メスは鮮やかさがあります。また、尾状突起がないのも特徴です。飛ぶときは敏捷で、オスは占有行動をとります。幼虫はツツジ科(アセビ、ヤマツツジなど)やバラ科(ボケ、ユキヤナギなど)、スイカズラ科(ガマズミ)などの各種植物の花穂を食します。 <名前の由来> 黒っぽくて敏捷に飛ぶので、まるで小さなツバメのようだと命名されました。 <備考> 開発などにより、特に低地では減少しています。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
コツバメ(シジミチョウ科) 2008年3月23日午前に撮影 |
2008年3月23日午前に撮影しましたが、しばらくじっとしていてくれたので接写が出来ました。
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<特徴> ふつう年2回の発生で、成虫は春〜夏に平地から高原で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は褐色で、白帯が縞模様のように見え、尾状突起があります。表側は、藍色ですが、オスは後翅基部に三角形の性標が現れ、占有行動をとることも知られています。ます。飛ぶときは素早いのですが、すぐ葉の上にとまるのでシャッターチャンスがあります。幼虫はマメ科(フジ、クズ)やツツジ科(ナツハゼ)、ユキノシタ科(ウツギ)、ブナ科(クリ)などの植物の花や実を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、褐色と白帯の縞模様を虎斑(トラフ)に見立てて、命名されました。 <備考> 春型は夏型に比べ、白帯がはっきりしてコントラストが強くなります。 |
トラフシジミ(シジミチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、逆光で2カット撮らせてくれただけで、飛んでいってしまいました。
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<特徴> <名前の由来> |
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2007年9月9日午前に撮影 |
2007年9月9日午前に撮影しましたが、翅を開いてとまらなかったので、表側が撮影できませんでした。しかし、オレンジ色を見せながら飛んでいきました。
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、地表に止まり翅を開いてくれたので、接写しました。
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<特徴> 通常年1回の発生で、成虫は春から秋まで、広葉樹林の周辺などで見られますが、成虫で越冬するので、暖かい冬の日に出てくる場合があります。系統的に古い蝶といわれており、日本で生息しているのは、テングチョウ亜科では1属1種のみです。翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。また、頭部に鼻のように見える下唇鬚(パルピ)があるのが特徴となっています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)を食べます。
<名前の由来> 頭部が天狗の鼻のように見えることからテングチョウと名付けられました。 <備考> 本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 2006年3月25日午後に撮影 |
2006年3月25日午後に撮影しました。軽快に飛びまわっていましたが、羽を休め吸蜜しているところを接写しました。
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、菜の花で吸蜜しているところを接写しました。
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 2013年6月9日午後に撮影 |
2013年6月9日午後に撮影しましたが、敏捷に飛び回っていたのものの、ちょっと葉の上や地表で休んでいたところを撮影しました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、葉の上や地表に止まった時に望遠で捉えました。
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<特徴> 年3〜5回の発生で、成虫は早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月12日午後に撮影しましたが、たくさん飛んでいました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、しばらく葉の上に止まっていたので、何回もシャッターが切れました。
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<特徴> |
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しました。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、じっとしていたものの羽は開いてくれませんでした。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、木の幹に止まっていたのを望遠で捉えました。
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<特徴> |
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたが、本土亜種です。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2014年7月28日午後に撮影 |
2014年7月28日午後に撮影しましたが、地表にとまった時に一瞬羽を開いてくれたので、表側のシャッターも切れました。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、地表や葉の上にとまった時に望遠で捉えました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
サトキマダラヒカゲの夏型(タテハチョウ科) 2005年8月13日午前に撮影 |
2005年8月13日午前に撮影しましたが、木にとまって、樹液を吸っていたところでシャッターを切りました。
サトキマダラヒカゲの春型(タテハチョウ科) 2016年5月22日午後に撮影 |
2005年8月13日午後に撮影しましたが、集まって樹液を吸っていたところを接写できました。
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<特徴> 年3回の発生で、成虫は春から秋まで、人家や樹林周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいます。表側は茶色の地色に大小の眼状紋が前翅左右にそれぞれ1個ずつ目立ちますが、後翅左右の眼状紋は小さくてはっきりしない場合があります。林の近くを軽々とリズミカルに飛んでいますが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、メダケなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きくなります。 |
ヒメジャノメ(タテハチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影ましたが、小休止したところを撮りました。
ヒメジャノメ♀(タテハチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、葉の上にとまっていたので、接写しました。
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<特徴> 年2〜3回の発生で、成虫は春から秋まで見られ、本州から九州の雑木林内やその周辺の暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいますが、地色が濃く、白線が少し湾曲し、やや紫がかっていることで、ヒメジャノメと区別されます。表側は茶色の地色に、前翅では大小2つの眼状紋が左右にあり、後翅では小さいのが左右に一つずつあります。飛び方は、比較的緩やかで、葉や地表にとまりやすいので、シャッターを切れるチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、アブラススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、ジャノメチョウより小さいのでコ(小)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きくなります。 |
コジャノメ(タテハチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、ゆるやかに飛んでいて、時々とまってくれたので、シャッターが切れました。
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたが、とまった時に一瞬羽を開いてくれたので、表側のシャッターが切れました。
コジャノメの春型♀(タテハチョウ科) 2016年5月22日午後に撮影 |
2016年5月22日午後に撮影しましたが、開翅してくれたので、表側もシャッターが切れました。
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<特徴> |
オオウラギンスジヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年10月21日午前に撮影 |
2007年10月21日午前に撮影しましたが、花で吸蜜していたので、接写できました。
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<特徴> 年1回の発生で、6月〜7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠、9月頃再び活動し、平地の雑木林から山地の樹林周辺で見られるタテハチョウの一種です。雄と雌では色合いが大きく異なり、雄の翅の裏側は、後翅に薄黄色地に茶色の線と赤褐色の帯が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)がはっきりしています。しかし、雌では、翅の裏側は緑がかった地色に黒帯と白帯、翅の表側は、黒褐色の地色に白帯と白斑が目立ち、全く別種かと見間違えるほどです。幼虫は、スミレ科植物を食べます。
<名前の由来> 雌(メス)の翅が黒(クロ)ぽくなっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> オスには前翅の表側に性標が3本みられます。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2006年10月15日午前に撮影 |
2006年10月15日午前に撮影しましたが、ボロボロのメスでした。
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<特徴> |
ミドリヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年10月1日午前に撮影 |
2006年10月1日午前に撮影しましたが、かなり色あせた個体でした。
ミドリヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、結構接写が出来ました。
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<特徴> |
ツマグロヒョウモン♂と♀(タテハチョウ科) 2006年10月15日午前に撮影 |
2006年10月15日午前に撮影しましたが、オスとメス両方をカメラに収めることが出来ました。
ツマグロヒョウモン♂と♀(タテハチョウ科) 2012年9月29日午後に撮影 |
2012年9月29日午後に撮影しましたが、結構接写が出来ました。
ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午後に撮影しましたが、花の上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> |
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2013年6月9日午後に撮影 |
2013年6月9日午後に撮影しましたが、一瞬葉の上にとまったので、望遠でおさめました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2014年5月25日午後に撮影 |
2014年5月25日午後に撮影しましたが、地表に止まっていたので、結構接写出来ました。
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2016年7月28日午後に撮影 |
2016年7月28日午後に撮影しましたが、葉上に止まっていたので、接写出来ました。
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<特徴> |
コミスジ(タテハチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、春から夏にかけて北海道〜九州の低地の雑木林などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、黒褐色地に、白斑が目立ち、翅の表側も同様ですが、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。軽快に滑空するように飛んでいますが、時々羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスはやや大きく、翅が丸味をおび、色が少し淡くなります。 |
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科) 2007年9月9日午前に撮影 |
2007年9月9日午前に撮影しましたが、1頭だけが飛んでいました。
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科) 2015年5月23日午後に撮影 |
2015年5月23日午前に撮影しましたが、葉の上にじっと止まっていました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われる外来種です。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様があり、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑(アカボシ)のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスは翅型が幅広くなります。 |
アカボシゴマダラの夏型(タテハチョウ科) 2014年7月28日午後に撮影 |
2014年7月28日午後、撮影しましたが、葉上や木の幹にとまっていたので撮影できました。
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<特徴> 年1回、初夏に成虫が発生し、西日本では主に山地、関東では平地から低山地の雑木林などで見られるタテハチョウの一種で、国蝶となっています。翅の裏側は、淡黄色又は銀白色で地域差が見られ、前翅には暗色斑が見られます。翅の表側は、茶褐色の地に白黄斑があり、見る角度によっては紫色に輝いて見えますが、メスでは一様に茶褐色と白黄斑になります。また、雄雌共に後翅隅に赤斑があり、ワンポイントとなっています。大空を滑空し、とまるときは羽を閉じますが、時々開いてくれます。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキなど)を食べます。
<名前の由来> 大(オオ)型の蝶で、オスの翅が紫(ムラサキ)色に光ることから名付けられました。 <備考> 季節型はありませんが、メスはオスより大きくなります。色彩も地域差があります。環境省レッドリスト準絶滅危惧、埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
オオムラサキ♂(タテハチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、樹液を吸うためしばらくとどまり、時々翅を開いてくれました。
オオムラサキ♀(タテハチョウ科) 2006年8月13日午前に撮影 |
2006年8月13日午前に撮影しましたが、しばらく樹液を吸っていたので、何回もシャッターが切れました。
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<特徴> 春から秋にかけて、草地、河川堤防などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしています。表側は、黄色地に黒い紋がありますが、夏型は地色が黄色っぽく、秋型は地色がオレンジっぽくなります。活発に飛び回っていますが、たまに、地上に静止することがあるので、カメラにも収まってくれます。幼虫は、クワ科のカナムグラを食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも黄色っぽいので名付けられました。 <備考> 夏型と秋型があり、秋型は成虫で越冬し、春になると飛び出します。 |
キタテハの秋型(タテハチョウ科) 2006年3月25日午後に撮影 |
2005年3月25日午後に撮影しましたが、越冬した秋型です。
キタテハの夏型(タテハチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、地表で吸水していました。
キタテハの秋型(タテハチョウ科) 2006年10月15日午前に撮影 |
2006年10月15日午前に撮影しました。
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<特徴> 初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギス、オニユリ、ヤマユリなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。 <備考> 成虫で越冬します。また、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、本土亜種です。
ルリタテハ(タテハチョウ科) |
2016年4月9日午後に撮影しましたが、4月上旬に早々と姿を見せてくれました。
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<特徴> 春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていて、なかなかシャッターを切らせてくれません。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。 <備考> 季節型はなく、成虫で越冬します。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
アカタテハ(タテハチョウ科) 2006年4月30日午前に撮影 |
2006年4月30日午前に撮影しましたが、越冬した個体だと思われます。
アカタテハ(タテハチョウ科) 2007年10月21日午前に撮影 |
2007年10月21日午前に撮影しましたが、1頭だけ飛んでいました。
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<特徴> 春から晩秋にかけて、日本各地の平地から山地の草地、畑地、市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていますが、時々、花や地上に静止することがあるので、結構シャッターも切らせてくれます。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、キク科植物( ヨモギ、ハハコグサ、ゴボウなど)、オオバコ科植物(オオバコ)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。 <備考> 暖地では、成虫でも越冬するので早春に見られることもあります。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科) 2006年11月4日午前に撮影 |
2006年11月4日午前に撮影しましたが、羽を開いたまましばらくじっとしていたので、何回もシャッターが切れました。
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<特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、丘陵地から山地の雑木林(落葉広葉樹)で見られます。翅の表側の前翅は、オスではだいたい一様に暗褐色ですが、メスでは地色がオスより淡く、中央部に白っぽい帯があるので、識別できます。後翅表面は、共にだいたい一様に暗褐色の地色に橙黄色紋が目立ちます。裏側は、表とほぼ同じです。飛び方が早く、撮影するのに苦労しましたが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫は、ブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、山地で多く見られるので深山(ミヤマ)の名が付きました。 <備考> 季節型はありません。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミヤマセセリ♂(セセリチョウ科) 2006年4月9日午後に撮影 |
2006年4月9日午後に撮影しましたが、飛び方が早く、撮影するのに苦労しました。
ミヤマセセリ♀(セセリチョウ科) 2007年3月21日午前に撮影 |
2006年3月21日午前に撮影しましたが、3月下旬に早々と姿を見せてくれました。
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<特徴> 春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、常に羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月3日午前に撮影 |
2006年9月3日午前に撮影しましたが、今回は裏側からねらってみました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2008年5月4日午前に撮影 |
2008年5月4日午前に撮影しましたが、珍しく翅を閉じていたところを接写しました。
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<特徴> 春から初秋まで、平地や山地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は麦わら色で白斑があり、黒い脈が目立つのが特徴です。表側は、黒褐色の地色ですが、前翅には白斑が見られます。幼虫は、イネ科植物(メダケ、ミヤコザサなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では小型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 春型と夏型がありますが、夏型は羽を縁取る縁毛が白黒交互になります。 |
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年5月14日午後に撮影 |
2006年5月14日午後に撮影しましたが、たくさん飛んでいました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、吸蜜しているところをとらえました。
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<特徴> 春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。 |
ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科) 2006年6月4日午後に撮影 |
2006年6月4日午後に撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。
ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科) 2007年8月19日午前に撮影 |
2007年8月19日午前に撮影しましたが、1頭だけ葉の上にとまっていました。
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<特徴> |
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年10月21日午前に撮影 |
2007年10月21日午前に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年11月4日午前に撮影 |
2007年11月4日午前に撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> 初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。 <備考> 幼虫は、別名:イネツトムシとも呼ばれています。 |
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2006年7月23日午前に撮影 |
2006年7月23日午前に撮影しましたが、たくさん吸蜜していました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2006年10月15日午前に撮影 |
2006年10月15日午前に撮影しました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、花や葉に止まったところを接写しました。
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<特徴> 初夏から初秋まで、河川や雑木林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色と山吹色のまだら模様が目立ちます。表側は、褐色の地色に山吹色の帯が見られます。ジェット戦闘機のように敏速に飛ぶので、なかなかカメラに収まってはくれません。幼虫は、イネ科植物(ススキ、ジュズダマ、アズマネザサ、ミヤコザサなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、黄色地に黒っぽい斑模様が見られるところから名付けられました。 <備考> 春型は、夏型に比べて大きくなります。 |
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2006年8月13日午前に撮影 |
2006年8月13日午前に、小休止しているところを撮りました。
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月3日午前に撮影 |
2006年9月3日午前に撮影しましたが、すぐに飛んでいってしまいました。
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2007年8月19日午前に撮影 |
2007年8月19日午前に撮影しましたが、1頭だけが葉の上にとまっていました。
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<特徴> 初夏から秋まで、草原や樹林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、イチモンジセセリでは、後翅の白銀模様が一列に並ぶのに対して、本種ではジグザクになります。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きめです。幼虫は、イネ科植物(アズマネザサ、メダケ、ヤダケカンチク、ススキ、チガヤなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では大型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年7月2日午前に撮影 |
2006年7月2日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影しました。
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2015年9月19日午後に撮影 |
2015年9月19日午後に撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していました。
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