<埼玉県の蝶>
狭山丘陵の蝶(所沢市・入間市)
2006年以降、狭山丘陵の埼玉県側(埼玉県所沢市・入間市)で撮った写真です。(現在54種)
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狭山丘陵は、関東平野西方、埼玉県と東京都の都県境に東西11km、南北4km、総面積約3,500haの規模で広がる丘陵で、周囲は武蔵野台地となっています。埼玉県所沢市・入間市から、東京都東村山市・東大和市・武蔵村山市・西多摩郡瑞穂町に跨っていて、狭山湖(山口貯水池)・多摩湖(村山貯水池)の水源保護林があったために、広域の里山の環境が保持されています。
狭山丘陵の地図 |
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<特徴> 年3〜4回発生し、春から秋に、本州や九州の草原や河川敷などで部分的に見られますが、本来は日本にいなかった外来種で、人為的に持ち込まれたものが繁殖したと思われます。アゲハチョウの仲間で、翅の表側は、オスでは、前翅に白地に太い黒条が目立ち、メスでは、黄白地に前後翅に黒条が発達して黒ずんでいます。オス、メスとも、後翅には中央に赤斑列があり、尾状突起が細くて長いのが特徴です。ふわふわとゆるやかに飛翔し、時々花や葉に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)を食するので、それらの生えている河川敷や草地などで見ることが出来ます。
<名前の由来> 尾状突起がが発達して、細くて尾のように見えることから命名されました。 <備考> 春型と夏型があり、春型は夏型より小型で、尾状突起は短めです。別名ホソオアゲハともいいます。 |
ホソオチョウ夏型♂(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 | |
ホソオチョウ夏型♀(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影 |
2014年7月6日午後、比良の丘(所沢市)で撮影しましたが、たくさんの数で乱舞していました。
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<特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、林縁、草地、畑地など見られますが、寒冷地では夏に見られることがあるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側は、白地に黒い筋が目立ちます。翅の表側も同様に白地に黒い筋が目立ちますが、体毛がはっきり見えるのが特徴です。頭部近くに黄褐色の毛があることで、ヒメウスバシロチョウと識別されます。ふわふわとあまり羽ばたかずにゆっくりと飛んでいます。幼虫は、ケシ科植物(ムラサキケマン、ジロボウエンコグサ、ヤマエンゴサクなど)を食べます。
<名前の由来> 羽が薄く陽光に透けるように見える白い蝶という意味で命名されました。 <備考> オスと比べ、メスは体の毛が少なく、交尾後は受胎嚢をつけます。別名:ウスバアゲハ |
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2014年5月18日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年5月18日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ふわふわとゆったり飛んでいて、時々葉に止まったところを接写しました。
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科) 2016年5月5日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年5月5日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花に止まったところを接写しました。
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<特徴> 普通寒冷地では年2回、暖地では年3回の発生で、春から秋まで、北海道から九州の主に丘陵地からら山地の渓流沿いなどで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。また、尾状突起が長く、湾曲しているのが特徴です。ゆるやかに飛んでいますが、時々ツツジやアザミなどの花に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科植物(コクサギ、カラスザンショウ、サンショウなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、尾状突起が長い(オナガ)ので、名付けられました。 <備考> オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。 |
オナガアゲハ♀(アゲハチョウ科) 2016年5月5日午後、「さいたま緑の博物館」(入間市)で撮影 |
2016年5月5日午後、狭山丘陵の「さいたま緑の博物館」(入間市)で撮影しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
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<特徴> お馴染みのチョウの一つで、都市部から山岳地帯まで、いろいろな所で観察することが出来ます。しかし、よく見ると結構きれいなのです。翅の裏側も表側も黄色地に、黒い帯と線できれいな模様があり、後翅には、青または赤の紋も見られ、尾状突起があります。飛翔力が強く、元気に飛びまわるので、追いかけて撮影するのはたいへんですが、春にはツツジ類、夏以降にはヤブガラシ、アザミ類、ヒガンバナなどで吸蜜するので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科(サンショウ、カラタチ、栽培ミカン類、カラスザンショウなど)の葉を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるので、そこから名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。他のアゲハチョウと区別するために、ナミアゲハと呼ばれることもあります。 |
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
アゲハチョウ(アゲハチョウ科) 2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたので接写できました。
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<特徴> |
キアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2012年8月26日午前に撮影、荒幡富士市民の森(所沢市)付近で撮影 |
2012年8月26日午前に撮影、荒幡富士市民の森(所沢市)付近で撮影しましたが、吸蜜していました。
キアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> |
クロアゲハ♀(アゲハチョウ科) 2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、しばらく花から花へ飛びまわっていたので、いろいろな角度からシャッターが切れました。
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<特徴> 春から秋まで、平地から亜高山帯まで、日本全土で普通に見られるアゲハチョウの仲間ですが、国内でもいくつかの亜種があります。翅の裏側は、黒っぽく、後翅にオレンジ色の三日月模様が並んでいます。翅の表側は、青っぽい輝きが感じられ、後翅にオレンジ色または青色の三日月模様が並び、尾状突起があります。林の中を敏速に飛びまわっているのを見かけます。幼虫は、ミカン科植物(カラスザンショウ、コクサギ、イヌザンショなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、黒っぽいので烏(カラス)に例えて名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。本土亜種、八丈島亜種、トカラ列島亜種、奄美亜種、沖縄亜種、八重山亜種がありますが、沖縄亜種を別種の「オキナワカラスアゲハ」として分類する場合もあります。 |
カラスアゲハの春型(アゲハチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、本土亜種です。
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<特徴> 春から秋まで、公園、山地の照葉樹林、海岸付近などで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒褐色地に青緑色の帯が目立ちます。飛翔力が強く、元気に空高く飛んでいくのを見かけます。幼虫は、クスノキ科植物(クスノキ、ヤブニッケイ、タブノキなど)を食べます。
<名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、羽に青緑色の筋(アオスジ)が目立つので、名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方が大きいのです。 |
アオスジアゲハの夏型(アゲハチョウ科) 2014年9月28日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年9月28日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたので、望遠でとらえました。
アオスジアゲハの春型(アゲハチョウ科) 2016年5月5日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年9月28日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> |
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
キタキチョウの夏型(シロチョウ科) 2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> |
モンキチョウの春型♀(シロチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
モンキチョウの春型♂(シロチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
モンキチョウ♂と♀(シロチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、オスとメスがカップルで飛んでいました。
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<特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、北海道〜九州の平地から山地の河川沿い、林縁等の開けたところで見られます。翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっていて、メスとの識別が容易です。飛び方は、他のシロチョウと比べて直線的で、翅を半開きにして花にとまります。幼虫は、アブラナ科植物(ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど)の花や果実を食べます。
<名前の由来> 白色で前翅の端を意味する褄(ツマ)が黄(キ)色になっているチョウということで名付けられています。 <備考> 季節型はありません。 |
ツマキチョウ♂(シロチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> |
モンシロチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
モンシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2008年3月30日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2008年3月30日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
モンシロチョウの春型♂(シロチョウ科) 2016年5月5日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年5月5日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
モンシロチョウの夏型♀(シロチョウ科) 2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたのを接写しました。
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<特徴> 初春から秋まで、低地の林周辺、耕作地、市街地など、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見モンシロチョウやヤマトスジグロシロチョウと見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で黒斑と黒い筋があります。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科植物(イヌガラシ、ハタザオなど)を食べます。
<名前の由来> シロチョウの仲間で、羽に黒い筋があるチョウという意味で命名されています。 <備考> 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。 |
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
スジグロシロチョウ夏型♀(シロチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
スジグロシロチョウ夏型♂(シロチョウ科) 2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
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<特徴> 早春から晩秋まで、草地や人家周辺で普通に見られ、小型ですが、オレンジ色が目立つためにしばしば目を引きます。特に、春型が鮮やかで、近づいて観察するととても愛らしいのです。地面近くを忙しそうに飛び、各種の花にとまって蜜を吸ったりしていますが、あまり動かない時もあって、よくカメラに収まってくれます。幼虫は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、紅色をしているので名付けられました。 <備考> 春型と夏型があり、春型の方が色が鮮やかです。 |
ベニシジミの夏型♀(シジミチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ベニシジミの春型(シジミチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、熱心に吸蜜していました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラナミシジミ♂ (シジミチョウ科) 2012年10月8日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年10月8日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ウラナミシジミ (シジミチョウ科) 2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたので接写できました。
ウラナミシジミ♀ (シジミチョウ科) 2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたので接写できました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ヤマトシジミ♂と♀ (シジミチョウ科) 2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年10月28日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しましたが、交尾中でした。
ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 2012年10月8日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年10月8日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しましたが、葉の上で羽を休めているところを接写しました。
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<特徴> 春から秋まで、雑木林や人家の周辺を忙しげに飛んでいる、白っぽいシジミチョウです。翅の裏側は、灰色地に小さい黒斑が並んでいます。表側は青色ですが、メスでは薄く縁の黒っぽい部分が広くなります。幼虫は、マメ科、ミズキ科、バラ科など、各種の植物の花やつぼみを食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられました。 <備考> 季節差はほとんどありません。 |
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、羽を開かなかったので、表側は撮れませんでした。
ルリシジミ (シジミチョウ科) 2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉上に止まっていたので接写しました。
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<特徴> 春から秋まで、草地や河原で普通に見られる小型のシジミチョウです。後翅の裏側には、オレンジ色の紋があり、表側はオスは、青紫色ですが、メスは黒っぽくなります。また、後翅に糸のような短い尾(尾状突起)があるのが特徴です。地表近くを軽々と飛んでいて、時々各種の花や地表にとまります。幼虫は、マメ科植物(シロツメクサ、レンゲソウ、ナンテンハギ、ヤマハギ、コマツナギなど)を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、後羽にツバメの尾のような細長い尾状突起があることから名付けられました。 <備考> 日当たりの良い場所を好みます。 |
ツバメシジミの春型♀(シジミチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ツバメシジミの夏型♀(シジミチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上で羽を休めているところでシャッターを切りました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2012年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、1頭だけが笹の葉にとまっていました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科) 2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、笹の葉の上に止まっていました。
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<特徴> 初夏から秋まで、常緑林周辺などで見られる、シジミチョウの一種ですが、成虫で越冬するので、冬から春に見られることもあります。翅の表側は紫藍色部分を囲むように外縁黒帯がありますが、メスの方が広くなります。裏側は、目立たない黒褐色で、黒っぽい斑と帯が見られます。林の中をすばやく飛翔しますが、たまに低木で羽を休めてくれるので撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(アラカシ、アカガシ、イチイガシ、コナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の表側が紫(ムラサキ)色に輝いて見えることから名付けられました。 <備考> 成虫で越冬します。 |
ムラサキシジミ♀(シジミチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上で動かなかったので、接写できました。
ムラサキシジミ♀(シジミチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上で翅を開いてくれました。
ムラサキシジミ♀(シジミチョウ科) 2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上で少し翅を開いてくれました。
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<特徴> 年1回発生し、晩春から初夏に平地、低山のコナラ・クヌギの雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は橙色の地に銀白色の条線が見られ、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アラカシ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、表側も裏側も赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。 |
アカシジミ(シジミチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、樹上の葉の上でじっとして動かなかったので、表側は撮影できませんでした。
アカシジミ(シジミチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
アカシジミ(シジミチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しましたが、栗の花で吸蜜していました。
アカシジミ(シジミチョウ科) 2015年6月7日午後、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
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<特徴> 年1回発生し、初夏に平地、低山の雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、赤っぽい橙色で、裏側は黄色地に黒色の波模様が目立ち、尾状突起があります。オスは夕方になると盛んに飛びまわりますが、日中は林の中等で休んでいるので、撮影できる場合があります。幼虫は、ブナ科植物(クヌギ、コナラ、アベマキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏(ウラ)側に波(ナミ)模様があり、表側が赤(アカ)っぽく見えるところから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科) 2008年6月15日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2008年6月15日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上を動き回っていました。
ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影が、栗の花で吸蜜していました。
ウラナミアカシジミ♂(シジミチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、栗の花で吸蜜していました
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<特徴> 年1回発生し、初夏に北海道〜九州の平地の雑木林周辺などで普通に見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、黒褐色で、後翅の外縁に小さな白色斑があります。裏側は白色地ですが、後翅の外縁に水色の斑紋が見られ、中央部には黒帯が目立ちます。また、しっぽ(尾状突起)が長いのが特徴です。夕方は、木々の間を飛びまわっていますが、昼間は木葉や草の上で休んでいますので、撮影のチャンスがあります。幼虫は、ブナ科植物(コナラ、ミズナラ、カシワ、クヌギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、飛ぶと水色(ミズイロ)っぽく見え、尾状突起が長い(オナガ)ところから名付けられました。 <備考> 季節型はありません。 |
ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ミズイロオナガシジミ♀(シジミチョウ科) 2008年6月15日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2008年6月15日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、珍しく開翅したものが撮れました。
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<特徴> 年1回発生し、初夏に湿地、田畑の畦、雑木林などで見られるシジミチョウの一種です。きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の表側は、オスは金緑色、メスは黒褐色となります。裏側は茶褐色の地に白線とオレンジ色の紋が目立ち、尾状突起があります。幼虫は、カバノキ科植物(ハンノキ、ケヤマハンノキなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、オスの翅の表側が緑(ミドリ)色に輝いて見えるところから名付けられました。 <備考> 1991年(平成3)11月に埼玉県の蝶に指定されています。季節型はありませんが、メスは翅の表の斑紋の違いにより、A型、B型、AB型、O型の4つに分けられます。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミドリシジミ(シジミチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、蜘蛛の巣にかかって、弱っていたのを手のひらにとって接写しました。
ミドリシジミ♀(シジミチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ハンノキの葉上に止まっていました。
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<特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、雑木林の周辺で見られる小型のシジミチョウの一種です。翅の裏側は茶褐色で、胴体が毛深いのがわかります。表側は、青色ですが、オスは黒みがかり、メスは鮮やかさがあります。また、尾状突起がないのも特徴です。飛ぶときは敏捷で、オスは占有行動をとります。幼虫はツツジ科(アセビ、ヤマツツジなど)やバラ科(ボケ、ユキヤナギなど)、スイカズラ科(ガマズミ)などの各種植物の花穂を食します。 <名前の由来> 黒っぽくて敏捷に飛ぶので、まるで小さなツバメのようだと命名されました。 <備考> 季節型はありません。 |
コツバメ(シジミチョウ科) 2013年4月9日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2013年4月9日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、しばらくじっとしていてくれたので接写が出来ました。
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<特徴> ふつう年2回成虫が出現し、春〜夏に平地から高原で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は褐色で、白帯が縞模様のように見え、尾状突起があります。表側は、藍色ですが、オスは後翅基部に三角形の性標が現れます。飛ぶときは素早いのですが、すぐ葉の上にとまるのでシャッターチャンスがあります。幼虫はマメ科(フジ、クズ)やツツジ科(ナツハゼ)、ユキノシタ科(ウツギ)、ブナ科(クリ)などの植物の花や実を食します。 <名前の由来> 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、褐色と白帯の縞模様を虎斑(トラフ)に見立てて、命名されました。 <備考> 春型は夏型に比べ、白帯がはっきりしてコントラストが強くなります。 |
トラフシジミの夏型(シジミチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、栗の花で吸蜜していました。
トラフシジミの春型(シジミチョウ科) 2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
ウラギンシジミ♀ (シジミチョウ科) 2012年7月16日午前、西武遊園ゴルフ場脇(所沢市)で撮影 |
2012年7月16日午前、西武遊園ゴルフ場脇(所沢市)で撮影しましたが、羽を開いてとまらなかったので、表側が撮影できませんでした。しかし、表側の白色を見せながら飛んでいきました。
ウラギンシジミ♂ (シジミチョウ科) 2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年7月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、羽を開いてとまらなかったので、表側が撮影できませんでした。しかし、表側のオレンジ色を見せながら飛んでいきました。
ウラギンシジミ♀ (シジミチョウ科) 2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉上で翅を開いてくれたのを接写しましました。
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<特徴> |
テングチョウ(タテハチョウ科) 2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
テングチョウ♂(タテハチョウ科) 2008年3月30日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2008年3月30日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しました。
テングチョウ(タテハチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 早春から秋まで、草地や林縁などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に、さざ波のような模様が出ていて、眼状紋が前翅に1個、後翅に5個以上見られます。表側は茶色の地色に大きな眼状紋が前翅左右に1個ずつ、後翅左右に2個ずつが目立ちます。草の上を低空で、リズミカルに飛んで、各種の花で吸蜜します。幼虫はカヤツリグサ科・イネ科植物(チジミザサ、ススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいのでヒメ(姫)、翅の裏側がさざ波のような模様になっているので(裏波)が付きました。 <備考> 都市部では減少してきています。 |
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> |
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、開翅したところが撮れました。
ヒカゲチョウ(タテハチョウ科) 2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、きれいに開翅したところが撮れました。
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<特徴> |
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、本土亜種です。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 2007年7月16日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しましたが、開翅したところが撮れました。
クロヒカゲ(タテハチョウ科) 20014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉上で開翅したところが接写できました。
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<特徴> <名前の由来> <備考> |
サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科) 2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 春から秋まで、本州から九州の雑木林内やその周辺の暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の眼状紋が並んでいますが、地色が濃く、白線が少し湾曲し、やや紫がかっていることで、ヒメジャノメと区別されます。表側は茶色の地色に、前翅では大小2つの眼状紋が左右にあり、後翅では小さいのが左右に一つずつあります。飛び方は、比較的緩やかで、葉や地表にとまりやすいので、シャッターを切れるチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(チジミザサ、ススキ、アシボソ、アブラススキなど)を食べます。
<名前の由来> 翅にヘビの目玉に似た丸い眼状紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、ジャノメチョウより小さいのでコ(小)が付きました。 <備考> 夏型は前翅の眼状紋が大きくなります。 |
コジャノメの春型(タテハチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
コジャノメの夏型(タテハチョウ科) 2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影ましたが、夏型は眼状紋が大きくはっきりしています。
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<特徴>
春から秋まで、本州(関東以南)から九州の平地〜丘陵地の樹林や農地周辺の薄暗い環境を好むジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は波状(夏型)、枯葉状(秋型)で、オスは黒褐色、メスは赤褐色です。表側は濃褐色で、前翅の先端付近に橙縁で中が白い大きめの黒斑があります。夕方主に活動し、低い位置をゆるやかに不規則に飛翔して、時々地表に止まりますし、腐果や樹液に集まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫はイネ科植物(ススキ、ジュズダマ、ヨシ、ダンチク、アブラススキ、オギ、マコモなど)を食べます。 <名前の由来> 黒(クロ)っぽくて、木の間(コノマ)でよく見られる蝶(チョウ)ということから名前の由来となりました。 <備考> 夏型と秋型があり、秋型はより大型で前・後翅の凹凸が強く、裏面が枯葉状となり、成虫で越冬します。 |
クロコノマチョウの秋型(タテハチョウ科) 2016年10月26日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年10月26日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
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<特徴> |
オオウラギンスジヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2012年10月8日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2012年10月8日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ノアザミの花で吸蜜していたので、接写できました。
オオウラギンスジヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2014年7月6日午後、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、オカトラノオの花で吸蜜していたので、接写できました。
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<特徴> 年1回の発生で、6月〜7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠、9月頃再び活動し、平地の雑木林から山地の樹林周辺で見られるタテハチョウの一種です。雄と雌では色合いが大きく異なり、雄の翅の裏側は、後翅に薄黄色地に茶色の線と赤褐色の帯が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)がはっきりしています。しかし、雌では、翅の裏側は緑がかった地色に黒帯と白帯、翅の表側は、黒褐色の地色に白帯と白斑が目立ち、全く別種かと見間違えるほどです。幼虫は、スミレ科植物を食べます。
<名前の由来> 雌(メス)の翅が黒(クロ)ぽくなっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。 <備考> オスには前翅の表側に性標が3本みられます。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
メスグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、しばらく吸蜜していたので、何枚か写真が撮れました。
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<特徴> |
ミドリヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ミドリヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
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<特徴> |
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ツマグロヒョウモン♀(タテハチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ツマグロヒョウモン♂(タテハチョウ科) 2016年9月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
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<特徴> |
イチモンジチョウ(タテハチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 年1回夏に、山地の樹林などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は茶色地に白線が入り、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。ゆるやかに、スーッと飛ぶ独特な飛び方をします。幼虫は、カエデ科植物(カエデ、ヤマモミジ、タカオカエデなど)を食べます。
<名前の由来> 羽を開いた時の模様が、白い3本の横筋線が目立つので「ミスジ」と命名されました。 <備考> オスとメスが似ています。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミスジチョウ(タテハチョウ科) 2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年5月17日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、地表に止まっていました。
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<特徴> |
コミスジ(たてはちょう科) 2007年5月27日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しました。
コミスジ(たてはちょう科) 2008年5月17日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2008年5月17日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 年2〜3回発生し、春から秋にかけて関東、山梨県、静岡県の平地〜低山地の樹林で見られるタテハチョウの一種ですが、日本に本来から奄美諸島に生息していたものとは違い、1990年代初めごろに中国大陸から持ち込まれたと思われる外来種です。翅の表裏ともに、黒色地に、白斑が目立ち、口吸が鮮やかな黄色なのが特徴です。春型は白化しますが、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑がみられます。緩やかに飛翔していますが、時々葉上で羽を休めるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ニレ科植物(エノキなど)を食べます。
<名前の由来> 胡麻(ゴマ)のように見える斑(マダラ)模様があり、夏型には後翅亜外縁に沿って赤斑(アカボシ)のある蝶という意味で命名されました。 <備考> メスは翅型が幅広くなります。 |
アカボシゴマダラの春型(タテハチョウ科) 2013年5月31日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2013年5月31日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影撮影しました。
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<特徴> 春から秋にかけて、草地、河川堤防などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしています。表側は、黄色地に黒い紋がありますが、夏型は地色が黄色っぽく、秋型は地色がオレンジっぽくなります。活発に飛び回っていますが、たまに、地上に静止することがあるので、カメラにも収まってくれます。幼虫は、クワ科のカナムグラを食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも黄色っぽいので名付けられました。 <備考> 夏型と秋型があり、秋型は成虫で越冬し、春になると飛び出します。 |
キタテハの夏型(タテハチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影撮影しました。
キタテハの秋型(タテハチョウ科) 2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
キタテハの秋型(タテハチョウ科) 2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 初夏に、平地から山地の樹林周辺、市街地などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は、褐色の地に黒斑と黒縁(青色が交じる)が見られ、体と翅の付け根に毛があります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、ハルニレなど)、ヤナギ科植物(オオバヤナギ。エゾヤナギ、シダレヤナギなど)を食べます。
<名前の由来> 羽の表側の模様を、昔の武士が身に着けた緋縅(ヒオドシ)の鎧に見立てて名付けられました。 <備考> 成虫で越冬するので、春先に見られる場合があります。埼玉県レッドデータブック絶滅危惧U類 |
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科) 2008年5月17日午前、゜さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2008年5月17日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科) 2013年5月31日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2013年5月31日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科) 2016年3月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年3月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、地表に止まったところを望遠で捉えました。
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<特徴> 初夏から秋まで、市街地から山地まで見ることができるタテハチョウの一種です。翅の裏側は木肌模様で、目立ちませんが、表側は黒地に瑠璃(ルリ)色の帯があり、前翅には白い模様も見られます。とても敏捷に飛びまわり、樹上や路上では羽を開いて休みますが、樹液を吸う時などは、羽を閉じるので目立たなくなります。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫はユリ科植物(サルトリイバラ、ホトトギス、オニユリ、ヤマユリなど)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、翅の表側に瑠璃(ルリ)色の帯があるので、名付けられました。 <備考> 成虫で越冬します。また、メスがオスよりやや大きいのです。本土亜種と南西諸島亜種があります。 |
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年10月28日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、本土亜種です。
ルリタテハ(タテハチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 春から晩秋にかけて、日本各地の平地から山地の草地、畑地、市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。活発に飛び回っていますが、時々、花や地上に静止することがあるので、結構シャッターも切らせてくれます。オスは、占有行動をとることが知られています。幼虫は、キク科植物( ヨモギ、ハハコグサ、ゴボウなど)、オオバコ科植物(オオバコ)を食べます。
<名前の由来> 翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。 <備考> 暖地では、成虫で越冬するので早春に見られることもあります。オスとメスはよく似ていて、識別が難しいのです。 |
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒメアカタテハ(タテハチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つで、丘陵地から山地の雑木林(落葉広葉樹)で見られます。翅の表側の前翅は、オスではだいたい一様に暗褐色ですが、メスでは地色がオスより淡く、中央部に白っぽい帯があるので、識別できます。後翅表面は、共にだいたい一様に暗褐色の地色に橙黄色紋が目立ちます。裏側は、表とほぼ同じです。飛び方が早く、撮影するのに苦労しましたが、たまに葉や地表にとまるのでシャッターを切れるときがあります。幼虫は、ブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、山地で多く見られるので深山(ミヤマ)の名が付きました。 <備考> 季節型はありません。埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
ミヤマセセリ♂(セセリチョウ科) 2013年3月20日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2013年3月20日午後に、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、3月下旬に早々と姿を見せてくれました。
ミヤマセセリ♀(セセリチョウ科) 2013年5月3日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2013年5月3日午後に、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ミヤマセセリ♂(セセリチョウ科) 2016年3月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年3月30日午後に、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、地表に止まっていたのを望遠で捉えました。
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<特徴> 春から初秋まで、北海道〜九州の山地から平地にある雑木林の林縁で見られるセセリチョウの仲間ですが、関東地方では年3回の発生となります。翅の表側は黒っぽく、前翅に大きな白斑が目立ち、後翅に白帯がはっきり現れるのが「関西型」、不明瞭なのが「関東型」とされています。翅の裏側もほぼ同様ですが、常に羽を開いてとまるので、裏側を撮影するのはなかなか難しいのです。また、結構敏捷に飛んでいます。幼虫は、ヤマイモ科植物(ヤマノイモ、トコロ、ツクネイモニガガショウ、ヒメドコロなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたとか...。 <備考> 季節型はありません。 |
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、後翅の白帯が不明瞭な「関東型」です。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年4月30日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、オカトラノオの花で吸蜜していました。
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) 2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上に止まっていました。
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<特徴> 春から初秋まで、平地や山地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は麦わら色で白斑があり、黒い脈が目立つのが特徴です。表側は、黒褐色の地色ですが、前翅には白斑が見られます。幼虫は、イネ科植物(メダケ、ミヤコザサなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では小型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 春型と夏型がありますが、夏型は羽を縁取る縁毛が白黒交互になります。 |
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、地表で吸水していました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2008年5月17日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2008年5月17日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
コチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2012年7月16日午前、蝶の森(所沢市)で撮影 |
2012年7月16日午前、蝶の森(所沢市)で撮影しましたが、熱心に吸蜜していたので接写できました。
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<特徴> 春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。 <備考> オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。 |
ヒメキマダラセセリ♀(セセリチョウ科) 2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科) 2007年5月27日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影 |
2007年5月27日午前、さいたま緑の森博物館(入間市)で撮影しました。
ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科) 2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2015年6月7日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉の上に止まってじっとしていました。
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<特徴> |
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年8月26日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
チャバネセセリ(セセリチョウ科) 2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2016年8月31日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、葉上に止まっていたのを接写しました。
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<特徴> 初夏から秋まで、市街地や草原、山地などいたる所で普通に見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、特に後翅の白銀模様が一列になった、一文字模様を見せるのが特徴です。表側は裏側より濃い茶色の地色に白銀模様が見られます。一見ガの仲間と見間違えやすく、集団で移動することが知られています。幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の各種を食べますが、特にイネに有害で、駆除の対象とされています。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、後羽の白色の斑紋が一列(一文字)に並んでいるところから名付けられました。
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イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2012年8月26日午前に撮影、荒幡富士市民の森(所沢市)付近で撮影 |
2012年8月26日午前に撮影、荒幡富士市民の森(所沢市)付近で撮影しました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2012年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年9月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
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<特徴> 初夏から初秋まで、河川や雑木林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色と山吹色のまだら模様が目立ちます。表側は、褐色の地色に山吹色の帯が見られます。ジェット戦闘機のように敏速に飛ぶので、なかなかカメラに収まってはくれません。幼虫は、イネ科植物(ススキ、ジュズダマ、アズマネザサ、ミヤコザサなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、黄色地に黒っぽい斑模様が見られるところから名付けられました。 <備考> 春型は、夏型に比べて大きくなります。 |
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2012年6月24日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
キマダラセセリ(セセリチョウ科) 2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年6月10日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
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<特徴> 初夏から秋まで、草原や樹林などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、イチモンジセセリでは、後翅の白銀模様が一列に並ぶのに対して、本種ではジグザクになります。表側は、茶褐色の地色に白斑が見られますが、前翅ではやや大きめです。幼虫は、イネ科植物(アズマネザサ、メダケ、ヤダケカンチク、ススキ、チガヤなど)を食べます。
<名前の由来> ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、その中では大型で茶色っぽい羽に見えることから名付けられました。 <備考> 埼玉県レッドデータブック準絶滅危惧 |
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2006年6月25日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2007年7月16日午前、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しました。
オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影 |
2014年7月6日午後、「さいたま緑の森博物館」(入間市)で、吸蜜しているところを撮影しました。
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