<蝶の資料集>
チョウ類の分類表
チョウ(蝶)は、節足動物門、昆虫綱、鱗翅目に属するアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科のことです。世界には、約2万種類いると言われていますが、日本で確認されているのは、約250種類です。その内、埼玉県内にいると思われるのは、約120種類です。日本では、シャクガモドキ上科に属するものはいなくて、セセリチョウ上科はセセリチョウ科の1科のみで、アゲハチョウ上科はアゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科、タテハチョウ科の4科存在します。そこから下位に対して、亜科、族、属、亜属、種、亜種という分類がありますが、蝶の名前として呼ばれているのは、種名になります。
チョウ類の分類法は、時代と共に変遷し、いろいろな説もあります。以前は、ジャノメチョウ科、マダラチョウ科、テングチョウ科を独立した科として扱っていましたが、現在は、これらをタテハチョウ科に含めて、亜科とするのが主流になっています。また、種名も研究が進むに従って変化し、従来は、同一種とされていたものが、分離されたり(キマダラヒカゲ→ヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲ、エゾスジグロシロチョウ→エゾスジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウ、キチョウ→キチョウとキタキチョウなど)、新種が発見されたりする場合もあります。
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